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私の海賊さん。全面改稿

「私の海賊さん。~異世界で海賊を拾ったら私のものになりました~」
カクヨムコンに向けて全面改稿しました。
追加エピソードは「セントラル突入」のみになります。
後は誤差ですので、読まないと新章に繋がらないということはありません。ちょいちょい変わってますが、面倒な方はスキップ可。

新章は順調にいけば年明けに始まります。多分。きっと。願望。
もしよろしければ、またお付き合いただけると嬉しいです。

目を通していただきありがとうございました。
以上が要点です。
ここから先は言い訳ひとり言タイム↓↓


改稿というのは、作者にとってはブラッシュアップですが、読者にとっては別に話も進まないし新しい話があるわけでもないし、あんまり楽しい時間ではないので、お待たせするのは申し訳ない気持ちがあります。
ただ今回はコンテストを目的とした改稿なので、エピソードの変更よりも文章を整えたり表記ゆれを検出したりといった細かい作業が多く、めちゃくちゃ時間がかかりました。泣いてました。
上げた後も何度も見直しますので、もしかしたらしれっと修正しているかもしれませんが、もう話は変わりませんので改稿時刻が新しくなってても漢字をひらがなにしたとかそんなもんだと思います。気にしないでください。

今回の改稿では結構漢字をひらがなに開きました。webでは迷ったら基本的に開いた方が良い、とのことだったので。常用外漢字とかも開いています。(ものによってはそのまま。)

えらく時間がかかった要因として、完結してから色々してはいたんですが、「私の海賊さん。」に限って言うと、一般公募に出す準備を既に進めていました。公募は文字数制限があるのでかなり削らなければならず、その辺アレコレしてたところに、カクヨムコンのお知らせ。
私はカクヨムを今年から使い始めたので、カクヨムコンの時期や詳細をあまり把握しておらず。詳細見て、こちらは文字数制限がないと知り、こっちで改稿して出すことを急遽決めました。そこから方向転換して、現在の改稿作業に入ったので、余計な手間を挟んでおり、時間くいました。自業自得です。
また、こちらは活動報告にも書きましたが、一般公募を視野に入れていたので、ちゃんとした資料集めにも奔走していました。成果は全然出ていませんが…。最も調べたのは帆船についてですが、そこが最も描写されていません。わからない、ということがわかりました。曖昧さは、美徳。←


改稿版では初稿で疑問に思ったであろう箇所を補足する説明をちょいちょい入れてます。
誤差と言えば誤差の範囲なので、「直したから読んでね!」ってほどではないですが、個人的にはまた読んでいただけたら嬉しいなとは思っています。

「何で変えたの?」と思われそうなやつを全部解説するとスクロールの鬼になるので、一点だけ。
メイズの武器をリボルバーにしたことです。
これについては、ほんとーにギリギリまでめちゃくちゃ迷いました。
ビジュアル全振りにするなら、短筒のマスケットを持っててほしかった。
だって海賊といえばマスケットでしょ!かっこいいでしょ!!
二丁拳銃なのもビジュアル重視です。嘘です。ちょびっとだけ理由もあります。
かの有名な「黒ひげ」が、二丁ピストルだった描写があります。もっと持ってた、という説もあります。
「バーソロミューロバーツ」も二丁ピストルでした。

なんでマスケットは何本も持つのか。単純です。単発だからです。
一丁に一発しか入らないので、撃ちたい分だけ持ちます。この頃は精度も悪いので、一発必中!てわけにはいかんです。命中率上げるために二丁同時に撃ったり、不発に備えたりしていました。

弾込めりゃいいじゃん(リロード)、と思われるかもしれませんが、マスケットは前装式です。銃口の方から、火薬入れて、弾入れて、棒で押し込む必要がありました。一発ごとにです。

(戦闘中に)できるかぁ!!

海上の乱戦に死ぬほど向きません。脅しに使ったり、ここぞで使えますが、およそ主力武器にはなりません。普通に剣とか斧も持ってるのがデフォです。マスケットで無双は、完全にビジュアル重視の世界です。
軍は別です。隊列組めるので。

でも別に……ビジュアル全振りしたっていいと、思うんですよ。漫画ではマスケットで連射してるとしか思えない描写あるし。あれは絵のマジックですよね。
作者も構造の分からない服、とかたまに話題になりますが、アレと同じです。絵で描かれてると、なんかそういうもんだと受け入れられるのです。

それが文章だと、どうか。
海賊もので「銃」って出てきたら、大半の読者はマスケットを想像してくれると思うんですよ。
けどマスケットがどんなものかを知っていたら、連射した時点で「いやマスケットじゃないな。何使ってんだ?」ってなるんですよね。
でも「マスケット」って明記しちゃったら、もう連射させられないわけです。だからできることならご想像にお任せしたい。

銃に関する描写をあまり詳しくしたくない、というのもありました、
恋愛読者は冒険譚ではなくロマンスを読みにきているので、世界観説明やバトル、馴染みのない単語は最小限に抑えておきたかったからです。
チキンな理由としては、ガンマニアのツッコミを避けたかったからです。
もうガンマニアなんてね、なんぼでも語れるでしょ。銃が出てくる全ての小説にツッコミ入れられるでしょ。こちとら素人さんなんですわ。お相手できない。

というわけで、「銃」とだけ言っておきたいな~という気持ちはめちゃくちゃ強かったのですが、前述したコンテストの存在もあり、さすがに……メインヒーローの武器として、適当すぎるか……!と観念し。
自分の中でなんとか折り合いのつけられる銃ってどのへんか、を悩みまくった結果のリボルバーです。
自動拳銃まで来ると強すぎるし、かっこよくない!(海賊として)
ギリッギリ、リボルバーなら、西部劇でもお馴染だし、ハンデ的な意味でもビジュアル的な意味でもクリアかな……と。
オリヴィアが一発撃った後にコッキングしていますが、シングルアクションを想定しています。カートリッジを一つずつ装填、一発撃つごとにコッキングが必要、撃った後に排莢も必要、ってところでバランス取れるかなと。
オリヴィアには本当はデリンジャーを持たせたかったんですが(これもビジュアル理由)、そうするとデリンジャーのための弾が必要になるんですよね。
セントラルの中でも限られた人間しか金属薬莢の銃を所持していないので、弾は共通だろうと考え、ライフルと互換性のある弾が使えるリボルバーを持っている、という設定です。メイズとは違うやつです。
モデルの銃は決めてありますが、名前は出しません銃警察が来るので。一応、セントラルでパチモンを製造しているのであって、武器がそのまま全部異世界から流入したものではない、という設定。

以上です。マスケットかっこいいよね。(まだ言う)

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