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読描徒然 #74

 こんばんは。寝入りに失敗して、夢へと続く森の中で迷子のユキです。

 半沢直樹を観ながら、「ありがとう」と「ごめんなさい」について考えていました。大人になり、守べき地位を得た途端に、素直に口にできなくなる言葉ですね。

 何かの本で読んだのですが、反射的に出てしまう「すみません(sorry)」の大半は「ありがとう」に置き換えられるのだそうな。

 人に自分の困りごとを手伝ってもらったり、
 人に自分のちょっとした間違いを指摘されたり、
 人に電車の座席を譲られたり、

他人の時間や気を使わせてしまったことに対しての「すみません」だと分かっているのですが、謝られてしまうと、言われた方も「余計なことしちゃったかな……」と感じてしまうかもしれません。もちろん、他人のリソースを割いたのは事実です。しかし、結果の益に目を向けて、「ありがとう」と言うとお互い気持ちよくなると思うのです。
(無論、今回の半沢直樹の案件に関しましては謝罪以外に適切な台詞はありません)

 ですので、仕事で「すみません」が出そうになったときは考えるようにしています。

 ——その「すみません」、「ありがとう」に置き換えられるんじゃ?

 それでは。おやすみなさいませ。

2件のコメント

  • おはようございます、ユキさん。
    このメッセージが届くころには、きっと森を抜けていますね。
    時間が時間なので、まだ眠りの中かもしれませんが。

    「すみません」と「ありがとう」の捉えかたは、とても共感できます。
    わたしも、自身が実践しながら、後進の対応が「謝るだけ」になっているときは、『すみませんをありがとうに置き換えてみよう』と伝えています。本心から謝るのであればよいのですが、心がともなわない条件反射になっている人が、少なからずいますので。

    『半沢直樹』はわたしも見ています。
    第4話の展開では、謝罪が適切でしたね。メモ書きで救おうとしたところにはお礼があってもよかったのかもしれませんが、倍返しの演出が弱まってしまいますし、難しいところで。
    ^^;
  •  このはりと様、こんばんは。
     近況ノートにコメントありがとうございます。

     同じ考え方の方からメッセージをいただけてとても嬉しいです。このはりとさんはカクヨム上のコミュニケーションなどでも実践されている方かなと思います。だからでしょうか、このはりとさんの言葉は負担なくすっと心に染み入ってきます。(あくまで私見ですが……)
     本当の謝罪でない、うっかり条件反射の「すみません」が出たときは、少し変な間が空いても「ありがとうございます」を付け加えるようにしています。
     たった一言の違いで、きっと身の回りは劇的に変わるものでしょうから。
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