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読描徒然 #62

 こんばんは。今日も今日とてカクヨムの片隅からソナーを試みるユキです。

 比較的涼しい夜ですね。終電間際に帰宅してちょっと惚けたらこんな時間になってしまいました。テレワークが解除された途端に忙しく。あと二日、耐え切ったら週末なのです。

 ゆらゆらと妄想に浸りながら、微睡みに身を委ねましょう。
 花の名を口ずさむように、星の光に眩むように、逸る鼓動に耳を澄ますように。

 目を閉じたら、今日の自分におやすみ。
 目を開けたら、今日の自分におはよう。

 今日と昨日はなだらかに続いている。
 今日と昨日は夢の扉で断絶している。

 とんとんと——暗闇でキーを叩く指を止めたら合図。

 そうね。目が覚めたらカーテンを開け放ちましょう。それから、熱い熱いシャワーを浴びるの。支度が済んだら、鳥の囀る小道を駆け出しましょう。夜の小雨に濡れたクチナシの香りに鼻歌を贈るのもいいわね。

 今日という日はこれから。きっと素晴らしくなるわ。
 わたしが素晴らしければ、あなたも素晴らしい。あなたが素晴らしければ、誰もが素晴らしい。誰もが素晴らしければ、わたしは素晴らしいの。

 だから今は、素晴らしい妄想と、平穏な微睡みを。

 それでは。おやすみなさいませ。

2件のコメント

  • ユキさぁーん、やっはろーっ‼(^0^)/*

    いやあ~ん……。終電間際までお疲れ様でぇ~す……。無理をなさらずに!(´;ω;`)ウゥゥ

    いい文章ですねぇっ!すっごーい和みます……。(*´∀`)
    こんな素敵な文章、私には到底できっこないので羨ましい限りです……。

    それでは、またよろしくお願いいたしますっ‼(`・ω・´)ゞ
  •  いのりん様、やっはろーでございます!
     いつもコメントありがとうございます。

     無理がたたってしまいました。今日は一日素晴らしくばたんきゅ〜でした……。

     眠りの際に残した文章は、まるで夢の中にいる自分が書いたかごとく、あまり自分のものとは思えないです。
     このときは、詩集の書架を冒険する少女がいたのかもしれません。

     素敵と言ってくださってありがとうございます。僭越ながら、自分にこういう文章を思いつく感性があるとしたら、歌詞や詩集、翻訳本に影響されている気がします。なんでも読んでみるものですね……。
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