短編を見た時に「その発想はなかった」「天才じゃったか」と驚愕した作品。
建国とか発展どころか、文明と種族と歴史を作り上げた最古の英雄ギーロ。便利だけど地味なチートを使って、人類史上初というかオーパーツを量産し、群れを発展させていく。
超古代文明の爆誕。世界中の考古学者と言語学者が匙でゲート・オブ・バビロンするレベルである。
原始時代なので何も無く、不便さも泥臭さもあるが、ホモ・アルヴスの生態など地味にファンタジーで、パラレルワールドな愉快さに作者の才能が光り、思わず笑みが溢れてしまう。
歴史的には、聖杯戦争で同窓会できるレベルの神話時代の英雄のはずだが、読者目線で見ると神話時代の黒歴史の量産である。
歴史レベルの暴露話は突っ込みどころが多すぎてもはや突っ込み切れない。
確かに歴史だけども!昔過ぎるだろ!いいぞもっとやれ!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887757521