私は戦争が好きだと演説する狂人は稀だろうが、架空の世界であれば、何故か兵器や兵士の活躍に心惹かれる。
舞台は近未来風の異世界、超遠距離から片付くキレイな戦争はもはや過去のモノ。遺伝子操作と機械化された超人兵士が闊歩し、超能力が飛び交う地獄が顕現する。
クローンに転生した主人公は、生まれたばかりの未完成な兵士。可能性はあれど経験は足りない。故に成長する姿に心躍る。戦場に付き物の武器商人も見逃せない。専用兵装から戦闘アプリまで何でもござれ。マニア心が擽られる瞬間だ。
現実と浪漫が混在する戦争が描かれる群像劇。公私ともに修羅場だらけの包囲網。違いは敵か女かってだけだ。ああ、可愛いだけの女は期待するな。戦場の花は棘も毒も持つ訳ありの美女だらけ、毒舌と下品な会話が小気味良く繰り広げられるのが日常だ。小悪魔美少女に罵られる準備はいいか?味のあるおっさん達に惚れる覚悟はあるか?さあ、人殺しの時間だ。
小説タイトル:クローン兵士の日常 異世界に転生したら危険と美女がいっぱいでした
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