• 異世界ファンタジー

【SS付き♪】第6章「敗北の味」完結ありがとうございました(*´ω`*)!!(✨AIイラスト感謝✨「女優フレデリカ・フローレン」)

💕『葬送のレクイエムⅡ』6章完結ありがとう💕

【フレデリカ(女優)】
「見つけた……っ。あなたたちね……!最近、
 私たちのお話で好き勝手してるのは……っ」

【エヴァンダール(王子)】
「ふん。何のことだ」

【カトリーナ(王女)】
「何のことかわかりませんわ──ねぇ、兄様」

【フレデリカ(女優)】
「すっとぼけてもムダなんだから!」

【メル(少女)】
「ちょ──ちょっと、フレデリカさん!?
 何してるんですか、こんなとこで」

【フレデリカ(女優)】
「メルと──……剣士さん。いいところに。
 この双子の王子と王女に何か言ってやってよ。
 こいつら、私たちに隠れて
 読者様の前であ~んなことやこ~んなことを
 やりたい放題なのよ!」

【メル(少女)】
「『あ~んなことやこ~んなこと』……?」

【アスター(剣士)】
「……メル。
 わからなくていいからな……(ボソッ)」

【メル(少女)】
「??」

【フレデリカ(女優)】
「と、に、か、く!
 おかげで私たちの品性まで疑われるじゃない。
 どうしてくれるのよ。
 ほら、剣士さんからも何か言ってやって!」

【アスター(剣士)】
「……。何かって、何を……。
 まぁ、魔術師女が活躍する外伝でも
 もうそれっぽい気配はあったよな……」

【カトリーナ(王女)】
「……何よ。言っとくけど、
 私たちよりあっちの方が重罪じゃない。
 なんたって王子の婚約者に──」

【メル(少女)】
「わー!わー!わー!
 こんなところでネタバレ、ダメですからっ」

【エヴァンダール(王子)】
「……ふん。何が問題なのだ。
 物語的に必然の流れだろう。
 まったく、美しいというのは罪深いな……」

【アスター(剣士)】
「黙れ、ナルシスト王子……(ボソッ)」

【フレデリカ(女優)】
「そーよそーよ。『レクイエム』は
 健全な(?)ファンタジーなんだから~!」

【メル(少女)】
「まぁまぁ。
 フレデリカさんもアスターも落ち着いて。
 この展開、作者も相当悩んだみたいだよ?
 でも、物語上どうしても書きたいって──」

【アスター(剣士)】
「……よくも悪くもキャラは立ったよな……」

【エヴァンダール&カトリーナ】
「ほら見ろ」「ほら見なさい」

【アスター(剣士)】
「…………」

【フレデリカ(女優)】
「……っ!やっぱり、そんなのダメよ。
 作者の意向だからって冗談じゃないわ。
 だって……だって!
 同じ『レクイエムⅡ』からの新キャラなのに、
 この私のキャラが薄くなるじゃない!」

【メル(少女)】
「……へ?」 

【アスター(剣士)】
「いや、あんたも十分キャラ濃い──(ボソッ)」

【メル(少女)】
「あのぅ、フレデリカさん。もしかして……
 さっきからそれを心配してたんですか?」

【フレデリカ(女優)】
「うっ……!(ギクギク!)」

【エヴァンダール(王子)】
「ほぅ……?俺たちのことにかこつけて、
 結局は、自分の心配か」

【カトリーナ(王女)】
「不届きな女ですわね……兄様」

【フレデリカ(女優)】
「いや、違っ。私は、その……っ!(汗)」

【メル(少女)】
「なぁんだ、そんなことか~。
 そんなの心配しなくてもいいのに~!」

【フレデリカ(女優)】
「……え……」

【メル(少女)】
「だって、
 フレデリカさんがすごい女優(アイドル)なの、
 私知ってるもん……っ!」

【フレデリカ(女優)】
「……メル……!」

【メル(少女)】
「だから、
 フレデリカさんはそのまんまでいいですよ」

【フレデリカ(女優)】
「……っ!!うん……うん!(泣)」

【アスター(剣士)】
「(……。──って、何なんだ、この茶番……)」

【エヴァンダール(王子)】
「ふん……くだらん。まぁ、いい。
 読者とやらは、この俺が活躍する
 第6章『敗北の味』を見にくるんだな」

【カトリーナ(王女)】
「兄様と一緒にお待ちしてますわ~!」

【アスター(剣士)】
「(……誰か、この濃すぎるヤツらを
 なんとかしてくれ……)」


感謝SSならぬ、反省会SSなのでした~!

それにしても、
なんだか最近、アスターが苦労人ですね^^;

この苦労が浮かばれる日は、
いつになるのやら……(*´ω`*;)

がむばれ、アスター……!(笑)


***

『葬送のレクイエムⅡ
 ──不死鳥の巫女と殲滅のつるぎ』
第6章4話「あなたのためじゃない」はこちら♪

メルとフレデリカの旅も
いよいよ終盤になってきます(*´ω`*)
↓↓

https://kakuyomu.jp/works/16817330669223115646

第7章「ふぞろいな役者たち」は、
5/8(水)頃に開幕します。

もしよろしければ、
ベストなタイミングで遊びにきてくださいね。


***

【追伸】

AIイラストは、
執筆仲間の狼駄さま作の女優フレデリカです。
舞台の妖精みたいでかわいい+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
本当に感謝です!!

ローダ×葬送のレクイエムの
コラボ小説も連載中です(*´ω`*)♪(狼駄さま作)
↓↓
https://kakuyomu.jp/works/16816927860109686660/episodes/16818093075767133228#end


素敵な連休をお過ごしください(*´ω`*)🎶

2件のコメント

  • このフレデリカは少し少女過ぎるかなあ…って
    印象もあるのですが気に入って頂き何よりです。
  • 狼駄さま

    いつも本当にありがとうございます!
    もうひとり(?)のフレデリカちゃんも大人の色香があってかわいいのですが、妖精さんみたいなこの子にも惹かれてしまって(*´ω`*)
    とってもかわいいです……!!

    【フレデリカ(女優)】「この私だから当然よ!」

    【ミラン(付き人)】「素直じゃないなー、フレデリカは」

    【フレデリカ(女優)】「ミ、ミラン……!私の心読むのやめなさいっ(汗)」
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