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    『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』シリーズ

    『葬送のレクイエム』シリーズです。 『本編:亡霊剣士と魂送りの少女』『外伝:褐色の天使と無垢悪魔』『続編:不死鳥の巫女と殲滅のつるぎ』を収録しています♪ *** 【本編:亡霊剣士と魂送りの少女】(完結・6000PV感謝) 「私が生きてる意味って何なんだよぉ……!」──奴隷の少女と孤独な剣士が巻き起こす、癒しと解放の鎮魂歌(レクイエム)。  亡者に侵食され滅びに向かう世界で──  奴隷の少女メルは、荒野の真ん中に取り残されて亡者に襲われていたところを、旅の剣士アスターに助けられる。亡者は剣で倒せない。とどめを刺すには、弱ったところを魂送りと呼ばれる歌と踊りで、亡者と化したさまよえる魂を葬送する必要があった。魂送りをしてアスターの旅についていくことを願うメルだけど、アスターにはある悲しい秘密があって……?  ──これは奴隷の少女と、孤独な剣士が「帰る場所」を見つけていく物語。 【外伝:褐色の天使と無垢な悪魔】(短編・完結済み) 「私はもう聖女様なんかに頼らない」──彼女には彼女の〝戦う理由〟があった。  交易町リビドの決戦前夜──  魔術師エマは酒場でひとり、物思いにふけっていた。思い出すのは、ノワール王国で過ごした在りし日々。  十四歳のエマは、謡い手養成の名門セントバース大聖堂に通う落ちこぼれの巫女見習い。けれど、ひょんなことから、優等生のルリア・エインズワースと寮のルームメートになる。まるで天上から舞い降りた天使のような、完全無欠な十歳の女の子。そんな彼女をひと目見て、エマは「気持ち悪い……」と口走ってしまい──? 『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』本編では語られなかった、魔術師エマと謡い手ルリアの過去が明かされる。 (※本編の結末に関するネタバレを含みます。ご了承ください) 【続編:不死鳥の巫女と殲滅のつるぎ】(月・水・金連載中) 「自分の中にある真実を見極めろ……!」孤独な剣士と元奴隷少女の鎮魂歌(レクイエム)──物語は新たな楽章へ。  交易町リビドでの騒動からひと月余り──  元奴隷の少女メルは、剣士アスターや商人ギルドの仲間たちに見守られながら、穏やかな時間を過ごしていた。メルの足枷をとって自由にしてやりたいと願うアスターたちに対し、これまでどおり亡者たちの魂を葬送し魂送りすることを望むメル。そんな中、護衛仕事で出会ったのは、メルがあこがれた舞台のヒロインだった。一方、アスターを訪ねて、ノワール王国時代の元上官が町に現れる。アスターが故国で英雄視されていたことを知る彼は、ある提案をもちかけてきて……?  冷たい別れの足音が、ふたりの背後に容赦なく忍び寄る。『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』の続編、ここに開幕。 (※本編の結末に関するネタバレを含みます。ご了承ください) 【キャラクターイラスト】↓↓ https://kakuyomu.jp/users/yuki-tsubasa/news/16817330665951207144 【主な登場人物】 ・メル(少女)……元奴隷の少女。亡者の魂を彼岸に葬送する魂送りができる。 ・アスター(剣士)……ノワール王国出身の剣士。亡者に襲われていたメルを助けて以来、行動をともにする。 ・クロード(剣士)……ノワール王国の王子で、アスターが仕えていた主君。 ・ルリア(詠い手)……ノワール王国時代のアスターの相棒(パートナー)。 ・パルメラ(商人)……アスターの旧知。商人ギルドに勤める関西弁の女。 ・ピエール(少年)……商人ギルドの見習い。 ・リゼル(少女)……メルの元奴隷仲間。舞台のヒロインにあこがれて、その名前を名乗っていた。 ・エマ(魔術師)……クールな女魔術師。

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