皆様、こんにちは。夜桜恭夜です。
金曜日に書くと言ってて、結局本編更新前になってしまいました。
逢坂怪夷奇譚十二章は遂に逢坂炎上で佳境感満載でしたが、いかがだったでしょうか?
この先、莉桜や雪那達はどうなっていまうのか…
乞うご期待!
さて、今回の小話のテーマは…『聖剣について』
やっと、このテーマ出せるよ!やったね✨
初回より、ずっとキーワードの一つであり、この物語のキーアイテムである聖剣。
十二章の段階で、色々こちらに関わる謎も解けてきた事ですが。
今回はネタバレにならない程度にちょっとした設定をお話しようかと思います。
聖剣が五本あるという設定自体は、逢坂を構想し始めた当初から決まっていました。
聖剣・神刀三日月を筆頭に、五本の刀剣達。
昔から刀は好きだったし、某ゲームの影響もあって、莉桜達が使う聖剣に関しては、色々な設定が練り込まれております。
今だから話しますが、莉桜の使う神刀三日月のモデルは、あの三条宗近の傑作、三日月宗近です。
五本という数や形状にも意味を持たせているのですが、ここでは伏せておきますね。
勘の鋭い方なら、数の意味くらいは気付いておられるかな?
五本の打たれた順番にも、意味があるので、少しご紹介。
全部に月の名前を付けているのは、それぞれが月の満ち欠けを表しています。
ほぼ造語なのですが、文字に意味が込めています。
ただ、若干トラップ仕掛けているので、それはこの先の作中で明かして参ります。
既に作中でも出ておりますが、一本目の神刀朔月の形状は剣。これは、神話に登場し、かつ刀剣の最初の形でもあるのでこの形状を選びました。
二本目の神刀暁月は打刀。時代的には太刀の方が先なのですが、当時の日本では打刀の方が一般的なので、打刀にしました。
三本目の神刀弦月は、一応短刀という扱いになります。作中を見て頂くと分かる通り、少し他のとは違って銃剣という部分に落ちついています。これは、雨の武器がライフルってのもあったからなんですが、護り刀という意味も込めての短刀です。
四本目の刹那と五本目の神刀三日月については、まだ明かしていない事もあるのと、この二本だけ別にあった理由については、今後明かして行きますので、お楽しみに。
ちなみに、三日月を太刀に選んだのは、三日月宗近を参考にした経緯もあるのですが、私が刀は太刀が好きだからが一番大きいです(ドヤ)
なぜ、聖剣と呼ばれているのかや、怪夷を祓える理由は、この先の展開で。
もう少し謎を残しているので、あまり語れなくてすみません。
しかし、逢坂の重要アイテムである聖剣は、莉桜達にとって大事な相棒です。
彼等が聖剣を手に怪夷やメルクリウス達敵を倒す生き様は、もう少しだけ続きます。
どうぞ、お付き合い頂ければ幸いです。
ここまでお読み頂きまして、誠にありがとうございました!