• 異世界ファンタジー
  • 現代ファンタジー

「名まえを失くしたとわの国」について

「銀の風ファンタジア」の第四章「名まえを失くしたとわの国」の更新を終えました。昨日です。

祖国の滅亡からふらふらしていたアルバート王子たちもようやく王都に到着し、そもそもの旅の原点について顧みることになりました。

印象的な出来事だったはずが、時間の経過とともに節々からして忘れている――ということは意外とあるもので、捏造なのかなんなのか脳の機能の問題か、そこがなにかしら都合よくというか具合よく情報として補完されて、なんとなく生きられてることも、ままあることですよね。

ところで、過日、Xでべあうるふさんにフォローバックしていただいたときに、メッセージでよろしくお願いしますと送ろうと思い、名まえを検索するさい、

脳内「えっと、べあうるふ、と……」 入力「べおうるふ」
脳内「あれ……でないな?」
脳内「もう一度、べあうるふ、と」  入力「べおうるふ」
脳内「え、カタカナとかだった……? ・とか=とか入ったっけ? いや、まさかそんなわけあるまい、ちょっとちょっと、検索のシステムおかしいんじゃないのー?」

などと、自身の視神経周辺のシステムがおかしいことに、なかなか気づけないという錯乱を味わったりしました。
名まえを失くしかけた話です。
とかく、人間の機能なんてそんなものだと、そういう趣旨です。おまえだけだという説はさておき。

さて、次章より、立ち位置をとりもどしたアルバート王子たちを中心にした(?)話がつづいていきます。
あらすじ等は本文にもふくまれますので、もちろん五章から読んでも問題ありませんので、なにとぞ、よろしくお願いします。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する