今朝、少し散歩に出かけたのですが、街のパティスリーにクリスマスケーキを買い求める長蛇の列は見当たりませんでした。我が家に戻ると、冷蔵庫にはコンビニで買ったらしいケーキが並んでおり、すぐにクリスマスのメロディーが耳に心地よく響いてきます。この出来事もまた、ITが主導する時代の移ろいを感じさせます。それに対する寂しさを感じているのは、果たして僕だけでしょうか? 柄でもなく初めての聖書をキャンパスで手に取り、ミッション系の学校を卒業した自分には一抹の寂しさが募ります。
思い出すと、僕は不思議な子どもでした。クリスチャンでもないのに、神父が親である女の子に誘われて教会で遊んでいた覚えがあります。ここでも初めて見る景色に胸がドキドキしていました。何十年も経ってから、幼い頃や大学時代を思い出し、その経験を小説に描いています。
『遅咲きの恋と青春の扉』――木蓮のひと筋の涙が語る、青春の輝きを取り戻す一途な想いとは……。本日も夜六時に短編小説の続きを公開させていただきます。ぜひご覧ください。きっと切なくも美しい青春の足音が聞こえてくるはずです。
https://kakuyomu.jp/works/16818093089688453066なお、京都の舞妓さんの冬景色が描かれている長編作品はこちらからご覧になれます。
『純愛の本棚 〜京都花街の恋物語〜(完結編)』――風花が舞う街で芽生える、若い男女の純愛を描いた、心に響く現代の恋物語。一人でも多くのお越しをお待ちしております。
https://kakuyomu.jp/works/16818093085908350595