@yoll

俺の日常は失われた。 毎日時計の針が２４時を指すと、１時間だけ異世界の扉が開かれる。 その異世界の中で俺達「ゲーマー」は、神が用意をした「ゲーム」で殺し合わなければならない。神を…

目様主催の自主企画イベント「10行で終わる掌編コンテスト」参加作品。

小さな町のアーケード街を抜けるとそこには昔ながらの銭湯がある。男湯には透き通るような青い空を貫く雄大な富士が描かれ、女湯には夕暮れに染まった暖かい空に浮かんだ雲の隙間からぽっかり…

この世界の標準的種族である人間は魔法を使用できず、肉弾攻撃で迷宮の魔物を斃していましたが、魔物が使用する魔法という物に大層苦慮をしていました。 ところがある日、その魔物の死体から…

私の職場で起こった下ネタ（汚い）メインのお話です。 そう言うお話が苦手な方は回れ右をお願い致します。 書くものが思いつかないときでも練習のために、日常的なネタを文章に起こしてみよ…

ふと蘇った幼い頃の記憶の残滓。初恋にもならずに終わってしまった憧れを。 打ち上げ花火の音を聞いていたら、ふと書いてみたくなりました。 宜しければ感想など頂ければ非常に喜びます。

春の日差しの中、錆び付いたロードバイクは男を乗せて再び走り出した。 少し暗い話かもしれません。 拙作、流星と春の嵐から。 霧島望が過ごした日常の一ページ。 後日談（？）的な…

「彼」の家に泊まり少し遅めに起きた「私」は地元の小さいイタリア料理店でブランチを食べに行く。 何でもない日常のワンカットです。 「彼女と彼」のお話四作目となります。

夢月七海様の自主企画、同題異話「星流夜」に参加をさせて頂きました。 昔々のアフリカに思いを馳せて。 文中の説明は私の拙い知識による物ですので、間違いがあるかと思います。 ゆるー…

言葉は直ぐに消えてしまう。 だから文章を残そう。

少年は悪魔に生きたいと願った。 優しい悪魔はそれを叶えるために代価を要求した。 これは優しい悪魔と契約をした、優しい少年のお話です。 お話は全て明確な説明を行っていません。個人…

北の歓楽街のバーでお気に入りの席は埋まっていた。 店内で佇むマスターとお気に入りの席で一人グラスを傾けるご婦人に、静かな優しさを与えられる女性のお話です。 宜しければご一読下さ…

　西暦２千年初頭、世界に魔術が生まれた。いや、その姿を晒したと言うべきか。 　紀元前２千年前よりその存在が確認された電気類は長い時を掛け体系付けられ、現在世界には無くてはならない…

「必ず貴方を見つけます」 私はその言葉を最期に最初の死を受け入れた。 これは、最愛の人と再び廻り逢うために何度も死を受け入れ、甦り、当てもなく世界を彷徨い続けるお話。

「私」の家に泊まった「彼」と迎える朝の風景を書いてみました。直接的ではないですが、性的な描写がありますのでお気をつけ下さい。 体温から始まった「彼女と彼」の話の三作目になります。…

会社からの帰り道、車のラジオから流れてきたギターのイントロを耳にした私は気がつくと楽器屋の前に立っていた。 初めて買ったギターに初めて触れた男のお話です。

　三助という言葉を知っているだろうか？ 　近年数少なくなってきた銭湯の中で働く、今や幻と言われるようになった職業だ。古くは江戸時代からある職業で「流し」とも呼ばれ、銭湯で客の背中…

絵本をイメージして書いてみました。

彼女との付き合いが長くなり、ふと自分の過ちに気がつくことが出来た彼のお話です。もっと早くに気がつくことが出来たなら如何だったんだろう？気付いたことで何か変わることが出来るのだろう…

前作「体温」の二人のデートの帰りのお話です。前作を見なくても何も問題はありません。

CANTAのアルバム「流星と春の嵐」から何曲かを基にイメージした一組の男女が主役の恋愛がメインの小説です。予定通りに「春の嵐」「Monster」「1400Km/h」の三部作となり…

田舎に引っ越してきたある男の家に一匹の柴犬が住み着くお話です。

鈍感<どんかん> 感覚・反応などが鈍いこと だそうです。 小説家になろう様でも公開させて頂いております。

　世界はどうやら終末を迎えるようだ。 　映画のように世界を救うものはどうやら現れなかったらしい。 　大規模な暴動や略奪はとうの昔になりを潜めた。もう誰もそれを起こすエネルギーが残…

　北海道のある田舎町で一つの高校が廃校まであと一週間を残すところとなった。その高校の最後の卒業生の一人となった少年は一つの思いを胸に通いなれた生徒会室へと向かっていった。 　…

見かけた企画に滑り込みセーフでした。 何故か一度書いた紹介文が消えていてビックリです。これが呪いか。