タイトル回収回！
一基のゲニウスが供与したホークとそのパイロットが、英雄の亡霊と誤認されいつしか魔王に。
ゲニウスがオーディンならワイルドハントだったかな。
しかしあまりに伝承を詰め込むとあとで大変なので、ここらはフレーバー程度に収めました。
【アルフロズルとふいご】
太陽を積み荷として狼（スコルまたはフェンリル）から全力疾走している馬車。それがアルフロズルです。ちなみに月を狙う狼はハティといいます。
アルフロズルの太陽のソルと弟マーニと同様、この狼も双子とされています。
太陽を乗せるため、馬を冷やすふいごまで搭載しています。ふいご搭載の戦車は、おそらく北欧神話のアルフロズルのみ。
御者であるソルは殺されると、その場で自分（ソル）を産み落として空を駆け続けるといわれています。
工廠機能ありということで原案のゲーム想定だと工場も兼ねた大型艦。
艤装を整え、兵器を開発する機能ということで、小説にもその原型が太陽のふいごという形で残っています。
『Return of the Archfiend』（リターンオブ ジ アーチフィーンド）は最初の初期タイトルでした。
もう二つは「OneWingHawk～あらタイ」か「OneBladeHawk～あらタイ」。
翼が一つしかない、つまり隻翼です。英語だと翼は対が前提なのでOneを使うのですね。
ティルフィングを使うのでbladeを使いたかったのですが、ワンブレイドはかなりの無理筋なので早々に諦めました。ヘリやプロペラ機の羽根がBladeですね。ジェット戦闘機もタービンブレードです。
長文の英語タイトルはまず読めないし、読者も避ける傾向にあるはず。
タイトルだけで二ヶ月ぐらい悩んでいましたが、魔王、帰還すに落ち着いた次第です。わかりやすいタイトルを。初期タイトルリスト見ると「装甲もパワーも！」などとあかんレベルのネタが書いてあります。
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