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【カクヨムコン8】におきまして、ご報告。

皆さま、いつもお世話になっております。
どうも、かやま(根占桐守)です。

あれ、何か名前違くない? 長くない? と、お思いになられた方。申し訳ございません! この件につきましては、また後日お知らせさせていただけたらと思います。

そして、さっそくですがご報告があります。

この度、【カクヨムコン8】及び【カクヨムweb小説短編賞2022】におきまして、私の作品「夢見し蝶の遺言」が短編特別賞を受賞することができました!

本作をお目に留めてくださった皆様、温かいお言葉で応援してくださった皆様、そして選考していただいた皆様。全ての方々に、心より御礼申し上げます。この度は本当にありがとうございました!🦋

いや〜こちらの「夢見し蝶の遺言」、実は私が初めて書き上げた短編小説でありまして。
書き始めたきっかけは、とある短編小説に憧れ、絶対に自分には書けないと思っていた(苦手意識があった)短編小説を書きたい!となって、初めて書き上げた作品だったのです!

書いている最中はもう、色々と壮絶でした……。
お読みいただけたらわかると思うのですが、この「夢見し蝶の遺言」、結構その……歪と言いますか、鬱々とした作品でして。

作中の色に引っ張られて、号泣しながら、そして精神をゴリゴリ削り取りながら、地べたを這い蹲るようにして書き上げた作品だったのです。
書いている最中から書き上げてしばらくは、体調悪くて大変だった思い出です……(笑)

でも、そこまでして書き上げた「夢見し蝶の遺言」は、自分の中でもとんでもなく完成度の高い、大好きな作品となりました!!
短編としては初めての作品でしたが、ここまで完成度の高い作品は、正直もう書けないかもしれません。

そう思うほどに、「夢見し蝶の遺言」は大変思い入れの強い作品です。

この作品を書くにあたって、色々な勉強をしましたし、拘りました。
主人公二人(死にたがり令嬢と長生きしたい奴隷の男)の本当の名前は、対になるように。フランス語を勉強したり。
蝶やカマキリといった蟲の生態や、それらの世界中での各文化における象徴を勉強したり。
作中で一人称と三人称を混ぜる事で(これはちょっと躊躇いました笑)、「夢」と「現」を明確に表現したり……。

「夢見し蝶の遺言」。この作品には、さまざまな想いを込めました。

そんな作品が、有難くもカクヨムコンの短編特別賞を受賞することができ、心より光栄に思います!!

本作で最も好きなフレーズは、第1話冒頭から私は書き出しました。

『蝶の遺言。それが、彼らにとっての「愛してる」だった』

このフレーズこそが、「夢見し蝶の遺言」の全てを表しているようにも思います。
このフレーズのように。

これからも、たくさんの方々に「夢見し蝶の遺言」をお読みいただき、彼らの「愛してる」をお伝えできたら。
作者としましては、至上の幸いと思います。


改めまして。
カクヨムweb小説短編賞におきまして、特別賞を受賞できました「夢見し蝶の遺言」はこちらから。
是非、お目に留めていただけましたら幸いです。

※画像のイラストは、フォロワーの晩霞さま(@tamayura_karasu)よりいただきました、ファンアートです。大変素敵なイラストをありがとうございます。

「夢見し蝶の遺言」
https://kakuyomu.jp/works/16817330649733540114

4件のコメント

  • 次々とすごいという気持ちです。
    受賞おめでとうございます。
  • 尚乃さん!
    温かいお言葉、本当にありがとうございます!🙇‍
    私も、こうしてまた賞をいただけて心より光栄に思っております。
  • おめでとうございます。
  • snowdropさま。
    お祝いのお言葉、誠にありがとうございます。
    心より光栄に思います!
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