皆様、いつもお世話になっております。
どうも、根占です。
体調不良のため低浮上とはなっておりますが、何とか生きてます。
元気になってきました……! ご心配をおかけしてしまい、大変申し訳ございません。
温かいお言葉をお送りくださった皆様、この場を借りて心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました!
さて、それでは本題に入ろうと思います。
先日、第七回こむら川小説大賞が閉会されたということで、私もこむら川小説大賞の振り返りと共に、応募作の「光の中で灯を点ける」の振り返りをやってみたいなと思い、近況ノートを書いております所存です。
つまりは解説のようなものですね!
私の脳内管理のためにも、端的に短編小説「光の中で灯を点ける」の裏話をまとめさせていただけましたら幸いです。
以下より「光の中で灯を点ける」ネタバレ注意です!⚠️
まず、登場人物について。
主人公その①:「俺」(本名:点東 光 テントウ ヒカル)
→黒髪長髪関西弁アラサー男(27歳)。177㎝。シンガーソングライター。「アカリ」の十個年上の兄。自分は凡人だと思い込んでいるタイプの非凡。「アカリ」は紛れもない才能の塊と確信しており、見た目もシュッとしていてカッコイイ(イケメン)と思っている。しかし、当の本人の顔は「アカリ」と非常に似ているし、声も似ている。
主人公その②:「アカリ」(本名:仲 灯 ナカ アカリ)
→黒髪短髪イケメン天才高校生球児(17歳)。197㎝。「俺」の十個年下の弟。
幼いころから数々のピアノコンクールで最優秀賞及び金賞しか取ったことがない神童であったが、中学生から本格的に野球を始めて「天才投手」と呼ばれるようになる。
兄がピアノをやっているところを見て「おれもにいちゃんとおなじのやる!」と言って、兄にやさしく教えてもらいながら練習始めたのがピアノを始めたきっかけ。
野球始めた理由も、兄が野球中継のテレビをよく見ていて(野球観戦好き)、「かっこええね」と呟いたのを耳にし、「おれもにいちゃんにカッコイイ思われたい!」となったのがきっかけ。
各話のサブタイトルについて。
第一話「光と羽虫」第二話「光の弟」第三話「光と曇り」。それぞれ「光」という単語を使っておりますが、この「光」は弟の「アカリ」のことも指していますが、実際は主人公「俺」のことを指している意図があります。「俺」の名前が「ヒカル(光)」と最終話で判明するので、二度読み返すとサブタイも変わって見えてきます。「俺と羽虫」「俺の弟」「俺と曇った弟」、というイメージですね。
第四話「光れ」からは、兄弟二人が揃って光り輝きだします。
キャッチコピーについて。
本作キャッチコピーの「世界で一番、光って見えてしょうがない最高の君へ捧げる」。
これは兄弟二人の、互いに向けてのメッセージです。
兄の「俺」は弟へ、弟のためだけに作った唯一無二の希望と光の歌を捧げ。
弟の「アカリ」は兄へ、甲子園優勝を捧げています。
「光」というテーマで本作を書き上げてみて。
(※あとがきのようなものです)
最高の「光の兄弟」をいつか書いてみたいと常々考えておりまして。こむら川小説大賞のテーマをお見掛けして「これだ!」と思いつき、気が付けば一日で8000字以上書いていました。
根占は「兄弟もの」と「光属性の男」が大好物なので、その他の性癖もモリモリに盛り付けて、「光の中で灯を点ける」が完成いたしました。兄弟も光属性の男も、やはり曇らせて晴らせるのが至高だと思っているので、本作の兄弟二人には実は、短い本編では描け切れないいくつものかなり重い過去を裏設定で背負わせています。
いつか長編化してみるのもありですね……。この短編にいただいた有り難いお声も参考にさせていただきながら、長編化も考えてみようかなと思っています。
個人的には、カクヨムコン8にて短編特別賞をいただいた「夢見し蝶の遺言」という作品が、根占史上最も完成度の高い完結作品だと思っており、これを超える作品はもう書けないだろう……と思い込んでいたのですが。
本作「光の中で灯を点ける」は、「夢見し蝶の遺言」に並ぶと誇れるほど完成度の高い作品に仕上げることができたように考えています。まさか、またこんなにも好きになれる、愛しい短編作品を書けるとは思ってもみませんでした……!
こむら川小説大賞関係各位様の方々には、感謝の念しかありません。大変素敵なご企画に応募させていただき、本当にありがとうございます。
最後に小話。
根占の短編小説「光の中で灯を点ける」の個人的テーマソングは米津玄師さんと菅田将暉さんの「灰色と青」です……!
米津さん歌唱パートが「俺」視点。菅田さん歌唱パートが「アカリ」視点っぽいです……!
本作をお読みいただいた皆様も是非、根占と共に聞きましょう!
また、「光の中で灯を点ける」がこむら川小説大賞主催のこむらさき様のnoteにて、ピックアップ作品に選出されております!
本当に素敵すぎるお言葉の数々をありがとうございます!
泣いて大歓喜しております~!
以上、自作の「光の中で灯を点ける」の解説及びまとめノートでした。
長々となってしまい大変申し訳ございませんが、ここまでお付き合いいただいた皆様。誠にありがとうございました!
短編小説「光の中で灯を点ける」はこちらから!↓↓↓
光の中で灯を点ける - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16818093082024150491