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ROUND1 こむら川小説大賞の講評&+α編

皆様どうも。日記や近況を真面目に書くのが苦手な人こと作者の蠱毒 暦です。こうして、近況ノートを書くのは…3ヶ月ぶりですね。

毎日書いている方々に尊敬しつつ、こちらも始めましょう…私にしては珍しく、豪華3本立てです(今回で全部やるとは言っていない)。

近況ノートに書くべき事がないのも色んな意味で辛いですが、逆に氾濫するくらいあると、何から手をつけたらいいか…うーん。

やる事をリストアップしますと、こんな感じです。


・第七回,8回こむら川小説大賞の講評(&感謝)+αの返信(&感謝)

・ ☆付きレビューの返信(&感謝)

・さいかわ葉月賞リザルト(&感謝)


べっ、別に返信を怠けていた訳じゃないんですが…なーんて、言い訳してる場合も時間も惜しいので、ここは行動で示すとしましょう。

といった感じで、まずは 第7回,8回こむら川小説大賞の講評+αの返信から。

ROUND1…レッツ、ファイトです!!!

※中々に長くなったので、この話題に興味がなければ、読まない事を強く推奨します。


……


改めてまして皆様どうも。この小説大賞に投稿された作品に対して、全て講評していた事実を、つい最近知った無知な人こと…作者の蠱毒 暦です。

こう書くと信じてくれないかもしれないですけど、マジで知らなかったんです…ご、ごめんなさいっ!!!!命、どうか命だけは…っ。

そんな謝罪と命乞いを済ませた所で順番的に、先に第七回こむら川小説大賞の講評の返信をやっていきましょう。

第七回目のテーマは『光』

当時、人気もなく右も左も分からなかった頃(今でもとかいった人、廊下に立ってなさい。)に執筆していた頃に投稿したのが、こちら!


……『忘れさせた光』です!


えっ…効果音?そんなのありませんよ?一々、やってたら、予算がなくなってしまうじゃないですか!

なんて冗談は軽快にゴミ箱へシュートしておくとして、以下が講評となります。


1.謎の有袋類様

はじめましての方です。参加ありがとうございます。

多分、作者さんの好きを山盛りに詰め込んだ作品なのだと思います。楽しんで描いているのかなと思う部分があり、おもしろく読むことが出来ました。

目が見えない少女と、不良の兄の組み合わせや、不良の兄が自分の目を譲るところなどすごくよかったです。

勢いもめちゃくちゃに良いとか、ナンパギャングの存在など個人的にはすごい好きです。こういう作品がWEB小説の醍醐味!

文章力にはまだまだ伸びしろがあるので、一度書き上げた作品を推敲してもいいかもしれません。

まだまだ書けば書くだけ強くなれそうな作者さんです。これからもたくさん好きな要素を詰め込んだ作品を書いてどんどん強くなりましょう!


2.謎の果実猫様

不良だった兄が目の見えない義理の妹のために奮闘する話。

妹の視点から始まって、不良の兄に視点が移り兄の物語がドーンとあって、また妹の視点で終わるのですが、ちょっと混乱するところがあるので視点は一つに定めるか順番を変えるなどしたほうがいいかもしれません。

義理の妹のために不良だった兄が奮闘するというお話はとてもいいと思います。創作なので細かいところは現実と違ってもフィクションで押し通してもいいと思いますし、勢いで突き通しても全然構わないでしょう。紫紺の目はお兄さんからのプレゼントだったんですね。とても感動的です!

これからも作者さんの好きなものをたくさん書いて好きなものを突き詰めていってください。応援しています!


3.謎の女子高生様

盲目の義妹の目を治すために奔走する不良の兄の話。突然出来た義妹のために奮闘する兄の行動が面白い。書きたいものを全部書くぞ!という作者のパッションが良く伝わってくる作品でした。「不良の王」という通り名、不良らしくて好きです。ナンパギャングなんかもワードセンスがいいですね。

技巧的な面で言うと、シーンの繋ぎや視点の移動が少々粗削りに感じました。冒頭と最後は視点も違いますし、エピローグ・プロローグなどで章分けするのもありかなと思います。

全体として作者の筆のノリを感じられる、勢いの良い作品でした。まだまだこれから伸びていく方だと思いますので、どんどん作品を書いて欲しいと思います。


以上です。もしも、当時の私と会える機会があったとしたら……こう言うでしょう。

「どうして、講評に気づけなかったんです過去の私!?!?繋ぎとか視点についてとか、小説を執筆する上で、すっごくいい事書いてあるし参考にしてよ、このおバカっ!!!」

……と。それくらいちゃんとした講評でした。ありがとうございます!!身に余り過ぎて、ポロポロと手から溢れ落ちそうですが。

こうして講評に愚かにも気がつくことなく、1年くらいの時が過ぎ前に投稿したのも忘れた状態で、特に理由もなく、第8回こむら川小説大賞に投稿しました。

第8回目のテーマは『無限』

供養気分で投稿した作品は…こちら。


……『アナタへ送る理想郷』です!


さあ蠱毒選手。その間、大体40作品くらい無駄に執筆してます。果たして数ヶ月前くらいの私は、少しは成長しているのでしょうか?

早速、講評を見てみましょう!何となぁく…想像つくけど。以下が講評であります。


1.謎の有袋類様

前回に引き続き二度目の参加です。蠱毒 暦さんありがとうございます!

 オチまで読んで「オチもなく永遠に完結出来ない世界」とのことなので故意なのだと思いますが、あえて視点を混在させ、ふろしきを広げていると言うことで良いのでしょうか?

何が起きているのか把握をするのが難しく、今誰が話しているのかも一度読んだだけでは把握しにくいので「…」で区切らずに話を区切ってみると慌ただしさを表現できて、更に「別の人の視点なんだな」というのが更に伝わりやすくなるように思います。

主人公が実は作者だったというオチや、お題回収の仕方は面白いと思ったので、そのアイディアを更に磨いてうまく表現できるようになると更に魅力的な作品を伝わりやすい形で書けるようになるのではないでしょうか!

今後も創作を続けていってほしいなと思います。


2.謎の戦車様

神殺しのお話でした。

やりたい事は明確ですし、私もそう言うのを好むので、そこは理解しつつ、だからこそ私には最初の方で「オチ」が読めてしまったので、ここから先はもしかすると若干強目の言及になるかもしれません。

本来「無限」であるはずの想像の世界は、しかし「作者」と云う有限性や、パターンと云うエピゴーネンの組み合わせに過ぎないのではないか。その戸惑いを「フリクリ」の様なスピード感で表したのはとても現代的で良いと思います。

ただ、だからこそ「恵まれているのに何もできない『自分』(の投射先)」である「子」が他と浮いていて、相変わらずそこに「作者の特権性」が見え、にも拘らずその「特権性」を韜晦(或いは相対化)しようとも見えてしまったのが、物語の構造上、もったいなく思ってしまいました。

価値も意味も相対化された無限の虚無の世界で、作者自身が虚無に呑まれるのか、或いは実存的価値軸を打ち立てるのか、その挑戦を楽しみにしております。


3.謎の社畜様

一言で言うなら群像劇、でしょうか?

予知夢を見てしまった女子高生が世界の滅亡を阻止するために奔走するが奮闘虚しく空回りするだけで失意に暮れる中それはそれとして幼馴染にクリスマスデートに誘われるもすれ違い会うこと叶わず要人の一人ではあるのでシェルターに連れて行かれそうになるも神社に行って血塗れ、それはそれとしてサッカー少年二人組がボールを挟んでお互いを称え合う、それはそれとして現人神が財布を盗んだ悪党を倒してくれたサッカーボールを祀る神社を建てたけど脱獄囚がそれ蹴っちゃう、素直になれない幼馴染看守はびっくり仰天!まで読みました。

あと、幼馴染君の妹ちゃんのオカズ具体的に知りたいなと心から思いました。

ザッピングしてたテレビの内容がストーリーに繋がっている展開はオッ!と思いました。好きです。

全体的に登場人物達の情報が少ないので、どんな人物が何をして、どうなったのかを具体的にして、背景や繋がりを示していただけると読みやすさがグッと上がると思います。

申し訳ありませんが、ラスト、どういうことなのかは読み取れませんでした。そして、お題である「無限」は、作中全体の出来事を茶番と一括りにし、それがずっとこれからも続いていく……という解釈で良かったでしょうか。的外れでしたら重ねて申し訳ありません。

少し読者を置いてけぼりにしてしまうタイプの作品かと思います。

ただ、所々に散りばめられたナンセンスさは好きです。強引な場面転換の連続ですが、それ自体は味があって個人的に好きなのでそのままでも良いと思います。

短編には登場人物はあまり出さない方が良いと聞きますが、個人的には沢山出る作品も嫌いではありません。沢山書いて磨きをかけてみてください。ありがとうございました。


以上です。まるで成長していないどころか、悪化しとる!?

まあまあ…投稿した時点で、そんな気はしてましたとも。常時、三段跳びな人が登場人物の設定すら書かずに闇雲に突っ走ったら、そりゃこうなります。

ええと。謎の社畜様の質問にお答えしますと、大体そんな感じです。しいて言うなら、隕石が町に落ちて全滅し、数日前くらいに戻るという工程が無限に繰り返されます。

いつか私がその子達をそれぞれの物語へと導くまで、ずっと…です。こう書いていると、何だか理想郷じゃなくて地獄みたいですね。

こんな感じで…拙作如きに、講評をしてくださり本当にありがとうございました!!こんな機会…滅多にないですから、私としても貴重な経験になりました。


……で、残念ながら終わりませんっ!


課題山積みで、ダイヤモンドメンタルが今にもブレイクしそうですが、終わりませんよ?+α…この講評の存在を知るきっかけとなった方の返信がまだなのです。ふふのふ。

ずはり、【ピッー!!!】様…あなたですよ。

書いていて凄く今更な気もしますけど、ふと…私程度の雑魚ちゃんが勝手に、他の作者さんのお話をするなんて愚かな真似を許してくれないのではと思ったので、あえて名前は伏せておきます。

しいて言えば今週の金曜日までやっている、虫にまつわる企画の主である…とだけヒントを出しておきましょう。

バレバレな気もすr…こほんっ。では話を戻しまして、その方からのコメントがこちらです。

いろんなお話が霧散してしまうお話。いろんなキャラクターが出てきて最終的に「理想郷」って誰のためのものかって考えてしまいました。このキャラクターが生き生き活躍できる世界なのか、キャラクターを好きに操れる世界なのか、それとも「アナタ」が理想郷を認識できるのか、などいろんな読み方ができると思いました。

(二重の意味で)ありがとうございます!壊れかけた、私のダイヤモンドメンタルにこのコメントは染み渡りますねぇ。

改めて、【ピッー!!!】様。拙作について、コメントして頂き、ありがとうございました!

ROUND1 はこれにて閉幕。

ROUND2…☆付きレビュー編に続きます。


              ……こんてにゅー?



※念の為、拙作のリンクを載せておきます。

『忘れさせた光』
https://kakuyomu.jp/works/16818093082055020295

『アナタへ送る理想郷』
https://kakuyomu.jp/works/16818792438271537030

尚、ROUND1の講評につきましては、拙作を講評してくださった方々のご意向で、削除するかもしれませんので悪しからず。

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