皆様どうも…返信が遅れる常習犯こと、作者の蠱毒 暦です。
では、タイトル通り…やっていきましょうか。
……
えーまずは、約1ヶ月経過した事についての言い訳…ごほっ。ごほっ…謝罪から。
本当だったら拙作が完結した時点で、すぐにでも返信を書く筈だったけれど、マギ…んんっ…とか、原…んんっで忙しくて。
いや、本当に申し訳ない。それについては後で責任取って、戦国時代よろしく…腹を斬りますので、許して欲しいです。
まぁ作者が勝手に、くたばるのはいいとして…飛び入りで参加したのに、私ごときにこのようか暖かいコメントをくれたこの御恩…決して忘れません。
Now作者着替え中………
さて、白装束になって準備万端。いいよ…残雪さん。私が渡したその刀で、私を介錯しちゃって。
「…えいっ。」
即断!?
「?…どうして避けるの。」
いやあの、これは人間で言う所の生存本能という奴で…まだ私のお腹を斬ってないというか…ぁ!?
「…帰りたい。だから早く斬られて。」
あの…やっぱり怒ってる?勝手に企画に参加させちゃったから……その。
「……」
あ。これ墓穴を掘っ…ぎいゃぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?
「ふぅ…スッキリしたし、帰ろう。」
ぁ…志乃原…七海様…改めて、☆付きレビューをして下さり…ありがとう、ござい…ま…した……ガクリ。
……
「緊急!!!【第1回ワシと『大賢者』直々の解説コーナー】を始めるぞ…ワシの名はエンリ。『原初の魔王』『抑止力』『最古の呪い』…好きなように呼ぶがよい。」
「スロゥ…『大賢者』だよ。よろしく。」
「「…………」」
「………おい。テンションが、お通夜なんじゃが。事前に作者から台本渡されておるじゃろ!?少しは声に感情を込めるのじゃ!!!」
「…難しい。」
「っ。こうなるなら、大賢者ではなく…凡人とやった方がマシじゃったわ!!!」
「……そう。」
「今更、クールぶっても…涙とか鼻水がドバドバ出とる時点で、無意味じゃよ…ほれ、こっち来い…拭いてやる。」
「…ありがとう。」
「フン…それよりも、質問コーナーじゃ…大賢者。ワシに対して、罪悪感を持っているならば、そこで名誉挽回してみせろ。」
「分かった。」
……
「序盤を省いて…残りのコメント全部で九つに分けた。」
「…成程のう。これで返信しやすくなった…でかしたぞ、大賢者。」
「そう。」
「この程度でそわそわするなよ。挙動不審か?まあよい…割り当てとしては、質問の内容を見て、臨機応変に対応する形でよいか?」
「…うん。」
「では、ちゃちゃっとやるとするかのぉ。」
Q.1原初の魔物の内、他のなんにでも変身できるとか、全能力値カンストみたいな魔物たちはみんな滅んでしまったということかな。
A.「他の何にでも…『巨人王』タイントなら、1度もワシの【禁】を破らすに、命令を最後まで守り滅んだ。全能力カンスト…ふむ。『獣王』レヌは、ワシの【禁】を大きく破った上に抵抗して、最後は人間如きに滅ぼされた恥晒しじゃ…かく言うワシも一見、弱そうな白髪の女に滅ぼされたクチじゃが…凡人によって復活した今…次に会った時が、奴の最期の日じゃ!!!」
「…最近だと『灼熱王』も。」
「あぁ…そうじゃったな。帰宅に命を捧げているあの小娘にコロっと滅ぼされたんじゃった。つまり残り10体はまだ元気に生きておる…凡人も含めれば、11体か。」
Q.2精霊の言葉に騙されたってことなのだろうか...
A.「騙す……?……??」
「ワシと大賢者は全てに同意した上で、各異世界に『原初の魔物』達を送る事を決めたのじゃが…しかし、奴の目線から見たら、そう思ってしまうのも、無理もない…か。」
Q.3精霊は一体何を言って、どんな風に今の状況になったのか。
A.「むぅ。話すと、少し長くなるのぅ。」
「…うぃんうぃんの関係。」
「!ほう…言い得て妙じゃな。ワシは成長しても尚、側に居続ける子供達の事を持て余していて…」
「わたしは、大陸に残った神を封じた地を…自動で防衛してくれる戦力が欲しかった。」
「今の世で言う所の派遣じゃな。それはワシにとって、願ってもない事じゃった。リスク分散にもなるしのぅ。」
「……うん。」
Q.4そもそも死んだら色々なところにいけるってことは、もう不死の吸血鬼ですらないのかな。
A.「そうじゃな。奴は、不死から『不滅』に鞍替えしたからの。」
「厳密に言えば…吸血鬼としての能力と、不死性は残っている。」
「吸血鬼としての弱点を突くか、脳か心臓のどちらかを再生する前に破壊すれば、普通に滅ぶ…ある種『原初の魔物』の中で1番、人間に近いかもしれんな。」
Q.5権能を剥ぎ取られたということなのか。
A.「…違う。」
「何処ぞの『全てを奪う悪魔』が絡まん限り、奴らに分け与えた権能は、本人が滅べば自動的にワシに返還される仕組みになっとるしの。」
「封印は…」
「…1度殺したから、暫くは平気じゃろ。」
「権能が集まれば集まる程、封印が緩くなる…だから、気をつけて。」
「っ…うぬは、ワシの女房かっ!?」
「違う…友達……悪友?」
「はぁ…もうそれでいいわい。次行くぞ、次。」
Q.6勇者に7年もかけて色々な試練を課していたのは強くするためなのか...
A.「極度の偏食家とはいえ、一応は『原初の魔物』じゃしの。並の勇者なら即返り討ちよ。」
「えっ。皆…弱かったよ。」
「やめよ大賢者。うぬの尺度で奴らを語るな。話が余計に拗れる。」
Q.7でも進んで勇者に殺されたがっていたのなら、自ら攻撃をわざと喰らえばいいのだからそんなに自分でもドン引きなほどの試練を課す意味ってないし...
A.「【禁】。それは…」
「言わずともよい。ワシは『原初の魔物』全員に、例外なくワシの命令を背けば即死する呪い…【禁】を付与しておる。【禁】の内容は…確か。」
「『驕り上がった人類を滅ぼせ』…それと『神が封印された土地を全力で守れ』……だよね。」
「あーまあ、そうじゃな。奴だけは、その2つの命令の代わりに『人類を脅かす敵がいなければ、お前が人類の敵となれ。』…にしていた気がする。」
「まさか……忘れ…」
「ぐっ…ああもう、数億年前の話なぞ、昔すぎて流石に記憶にないわいっ!!!」
「……。」
Q.8それに殺されたがっていたのは色々な場所に行きたいからかと思ってたら、ルーレットの神に対しては嫌そうな顔をするし、
A.「ねえ。誰かに指図された場所に行くのと、自由に好きな場所に行くの…どっちがいい?」
「?ワシなら断然、後者を選ぶが… って、何じゃ、唐突に。」
「……そういう事。」
「いや、もっと詳細な説明を……む。さては、さっきの件をまだ根に持っとるな?」
「…違う。」
「なら、ワシの目をちゃんと見るのじゃ。」
「……むぅ。」
Q.9転生先も嬉しそうではないし、一体何が楽しみってことなんだろう...
A.「こればかりは本人から聞き出さない限り、分からんのぅ。大賢者は知っとるか?」
「……分からない。今度、会ったら聞いてみる…どうしたの?」
「っ!?…あ、あの……万が一、奴と遭遇出来たら、ワシは元気でやっとると、伝えて…くれぬか。」
「うん…分かった。」
「かっ、勘違いされると、困るから言っておくが、別にこれは親心とかではなく、『原初の魔王』として、直属の部下である『原初の魔物』に心配をかけさせないという配慮であって…」
「分かってる…エンリは優しい母親だって。」
「『…くっ、砕け。割れろ。砂塵となりワシの糧になれぇ!!幸福も平穏も、永遠すらも…等しく終わりを告げるっ!!!!』…このワシを侮辱し、辱めた事を全力で後悔するがよい!!!」
「なら、わたしも……【接続】」
——呪縛永劫回帰天(呪い蝕まれし、悲しき生命)
——『ラグナロク』
………
……
…
「ふぅ…久方ぶりに全力で戦えて、スッキリしたわい。質問はこれで終わりかの?」
「うん。」
「はぁぁ…疲れた。」
「…肩揉もうか?」
「いい。ワシはもう帰る!凡人を待たせておるだろうし…あ。最後にこれを言って締めるんじゃったな。ちゃんと合わせろよ、大賢者。」
「…うん。」
「「…せーのっ。」」
「「くっきー様。拙作に☆付きレビューをして下さり、本当にありがとうございました!!」」
わたしは席を立った彼女に声をかける。
「ではまた…何処かで。」
「フッ……会えるとよいな。」
———To be continued?
※一応、リンクを貼っておきます。
『華麗なる(?)異種格闘技戦RTA』
https://kakuyomu.jp/works/16818622170312408247『吸血鬼ぶらり旅』
https://kakuyomu.jp/works/16818622172618907814