読み専だった自分が小説の投稿すら思いたってから長い年月が経っていたので、コンテストや自主企画に参加するなんてハードルが高いと思っていた。
とりあえず駄目で元々で参加してみるかでやってみると、体感で拙作を目にして頂ける数が増えたように思える。元々最底辺だったので誤差の範囲になるとも思われるけど、内容に沿ったタグを埋めたことも効果があるのかもしれない。
これらから感じたことは、こだわりのラーメン店の頑固おやじを気取って、分かる人に分かってもらえたらいいと、知る人ぞ知る評価を高めていく方向性は本物でなければ厳しいのではないかと思った。
それは、提供するものが自己満足の品でも客が来ないと店が潰れてしまうため、読者の目を引くタイトルで、味が想像できるあらすじを作り、他にもまずは目にしてもらう見つけてもらう努力が必要だと感じたのだ。
最終的には、味の勝負になってどれだけリピーターがつくかによるが、まずは形から入らないと土俵の上にも立てない。来客者を増やして評価を稼ぐ方法は小手先の技術でも頼らないといけない立場には参考になった。
しかしながら、個人的には長い説明文のタイトルよりはシンプルなのが好ましい。意味深な外来語のタイトルを中学生が調べて、中二病に目覚めて黒歴史を作る機会が少なくなってしまうのは寂しいと思ってしまう。
最後に、初日に0PVではなかったのは何の工夫もしていなかった自分にとっては幸運だったので、完結するまでその方に読んで頂けるように努力したい。