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御覧頂き、ありがとうございます!(創作こぼれ話/創作資料アレコレなど)

■更新してました!

『 昊国秘史〈巻二〉~元皇太女、幽迷宮の残夢に眩惑す~』第二十三、昨日公開しました♪

https://kakuyomu.jp/works/16818093072992812371/episodes/16818093081039956730

早速お読み下さった方々、ありがとうございます(*´艸`)
次話は、17日(水)7:00に公開予定です。


■創作こぼれ話

今回、旣魄が巫術は真面目に学ばなかった云々という話があります。
旣魄と、巫澂こと瀏客。
二人は、所謂乳兄弟。
幼い頃から一緒に育ったのですが、旣魄の体質が大分特殊なので、
色々と、色々~と、
大変だったようです。

その一方、一度見たら大抵のことは覚え、理解してしまうので、
それについて行く瀏客、かなり大変だったと思われ。

瀏客の母は、旣魄を狙った毒で死んでしまったりもしました。

その辺りの経緯は、どこかでまとめて書きたいなーって思っていたりします。

……旣魄、黒歴史編、的な(言い方)?


■創作資料のアレコレ

執筆期間に入ると、机の横のサイドテーブルが、
どんどん凄いことになっていくのですが、
今も凄いことになってしまっています。
もう、その場で調べながら書き書きしているので。

大学時代、資料探しのアルバイトを指導教授の下でやっていたので、
結構その辺りは鍛えられました。とても良いバイトでした。

大分その頃と変わって居たりもするようですが。
資料探すのは結構楽しいです。
見つけた瞬間の「やったあ!! あった!!」って感じが。

ところで、中華宮廷ものをやるとき、
結構ぶつかるのが、官職制度の問題あれこれだと思います。

一応、
なんか鈍器になりそうな官職事典(中文版)が我が家にはあるのですが、
正直、それを読んでも、一つ一つの官職については分かるかもしれないですが、
その時代の制度の全容を知ろうと思ったら、
また別の資料を見てみないとわからなかったりします。

それでなくとも複雑怪奇な官職制度。

私は、『周禮』にあるのが、字面が美しくて好きなのですが。
(例の「春官」「夏官」「秋官」「冬官」とかでてくるアレ)
大分理想化されたものではあるので。。。

私が書く作品の時代イメージとしては、大体、唐代辺りの雰囲気が多いかな?

ただ、私は宋代が好きなので、大分その雰囲気も注入されています。
ザ・中華で、イメージされる文化って、宋代のものが多いですから。

ところで、
創作をしていて、どうしても、細部がはっきりしないとき。
或いは、時間的なところで、よくわからないまま書かないといけないとき。

大学時代に耳にした、この言葉を自分に言い聞かせています。

「中国宋代の官職制は、複雑過ぎてよく分からないところも多い」
「宋代の官職制を研究してるプロも『わからん』ていうレベル」

だそうです。
プロが分からんのだから、門外漢が分かる訳がねえ。
私が研究した分野は、また全然別の時代の、別の分野なので、やはり門外漢であります。

と、言うわけで、「この世界ではこうなんだ」で進みます。
だからこそのファンタジーですから。

そういうのは、ご専門の方々にお任せしておきます。


■執筆強化月間中

夏にどれだけ執筆進められるかが勝負だと思っているので、頑張ります。

まあ、本当は、印刷所の予約をしてしまうのが一番なのですが……。
何ページになるか分からないのが……。
前回、300ページにしたら、マジで足りなかったので、結構削らないと行けなかったのが反省ポイントでした。
しかも、前回はコミティア参戦を控えていたので。
仕事も忙しい年だったのに、「よくやったな、自分」って未だに思っています。
4回も東京行ってるし。

で。

今回は、web通販のみの頒布にしようと思っています。
イベント、楽しいんですけどね。

印刷するなら妥協したくないな、ってことで、
反省ポイントと言えば、
もう一つはカバーデザインでしょうか。

似非漢文の作文までして、
結構こだわってデザインしたのですけれど、
帯を入れたくなったのが、デザイン入稿後で。

帯付けると、重要なデザインが隠れてしまうので、
帯を付けることを最初から想定しておけばよかった!
これが、もう一つの反省ポイント。
とりあえず、このシリーズは、帯無しで行きますが。
機会があったら、帯付き文庫、やってみたいですね。

夢があります。


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