断片小説を『主人の蝋燭を節約するためにすべてを暗闇の中で行うこと』という総題で連載中で、最初週一の更新にしようかと思っていたのですが、ストックもあるし週三回に変更して、火・水・土の午後八時に自動更新にしました。恐ろしいもので最初の二回は少ないながらもアクセスがあったものの、三回目からはさっぱり誰もみてくれない為体で、わかっていたこととはいえ流石に寂しい。それで、ちょくちょくツィッターで宣伝することにしました。宣伝大事。まあ自動更新にすると作者自身も更新されているのを忘れてしまうくらいだから読者においておや、であります。
ところでこの連載は、『北極大陸』というwebで無料配布されている雑誌に三年ほど前に掲載していただいたものです。北野勇作さんがツィッターで「ほぼ百字小説」というシリーズを書かれているのに刺激されて自分も書きためていたものを、順次載せてもらっていました。最初は千編を目標にして、面白いかどうかはわりと度外視して、軽はずみな感じでせっせと書いていたものの、どういうわけか二百を超えたあたりで行き詰まってしまったのでした。自分の中から出てくるものだけでは、書き続けるのに飽きてしまう、ということだったのかもしれません。歳を食ってくると自分の器量の狭さというものを否応なく自覚させられることがあるのですが、これもまたそういうケースなのでしょう。