第三話『変わらないように願っても』

克己の友人である羽石悠人はごく平凡な夏休みを送っていた。
そんなある日、悠人はぶらりと本屋に立ち寄る。
そしてそこには、体格のよいイケメンな少年がいた。
「こんなイケメンな奴でも勉強するんだな」
そんな風に思いながら、適当に本を物色する悠人。
「あれ、悠人じゃん」
「お前、克己?」
しかしそいつは冴えない男だったはずの克己だった!
変化した克己を目の当たりにした悠人は……
そしてこれがきっかけで克己の変化を色んな人が目の当たりにしていく!

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