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「赤ちゃんは見ている」完結です

自分は三姉妹の父親で、産婦人科の医師や看護師や助産師に、出産の時にいろいろ指導していただきお話を伺いましたが、今思うと、その経験はこの小説を書くための取材みたいなものだったのかもしれません。
それと、故・丹波哲郎氏の「大霊界」という映画が好きで、氏の霊界にまつわる著作も何冊か読みました。その二つをミックスして思いついたのがこの作品です。

主人公の「長男」は、普通に良い子では面白味がなく感じられたので少しヤンキーキャラに仕立てました。
各章が短いのは、いろんなケースにあてはまるように家族の背景や設定を極力排除して透明感を意識した結果、場面の切り替えがわかりにくく感じられたので、それで場面ごとに細かく分けたからです。

「三つ子の魂百まで」を、ここまで過大解釈して膨らませてしまい、自分に自分で少し呆れながらも、案外楽しく書き上げることが出来たと感じています。

ここまででは無いにしろ、これに似たようなことが赤ちゃんの中に起こっているのではないかと、何の根拠なく、そう感じてたりもしますが、そう意識して読んでいただけると幸いです。いくらか面白みが増すのでは?と思います。

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