鷲生は寡作なタイプです(ってか、皆さんなんでそんなにたくさん書けるんですか?!)。
なので、むかーしに書いたものを後生大事に抱えており、応募できそうな自主企画を見つけては参加することで読者様を増やそうとしております(企画主様ありがとうございます!)。
そんな鷲生が気になっていたのが、作品名や作者名の頭文字で応募する自主企画。
今まで見たことが無かったので「へえ」と思いますし、そして以下の点で興味深く思いました。
電子書籍が普及して街の本屋さんが減ってきたと言われます。鷲生もちょっと前までヒマだったり記晴らしが必要だったりすると、本屋さんをぶらついて面白そうな本を買っていたものですが、そんな機会も最近少なくなりました。
代わりにネット書店を利用するわけですが……。ネット書店では「自分が欲しいと思っている本」を注文します。時にはISBNで検索掛けたりします。
すると……。自分一人では出会わなかった「未知なる世界について書かれた本」というものとの偶然の出会いが少ないのです……。
紙の本屋さんの本棚の前をうろうろしていると、知っている作家様の隣に、作風もテーマも全く違う作家様の作品が並んでいたりします。そういう偶然の出会いから自分の知らない世界を知るようになった……そんなことが結構あったと思います。
カクヨムの自主企画には、テーマで募集がかかるものがあります。その設定が上手いとそれはそれで感心しますし、そういう自主企画で集まった作品リストはありがたいものです。
いっぽうで、「頭文字」しばりという自主企画には、かつての本屋さんのような偶然の出会いを呼び込む働きがあるのではないかと思います。
というわけで。鷲生もこのような頭文字系の自主企画を見つけて以来、「へえ、いつか参加してみたいな~」と思っていたのです。
そして、今回は「こ」で始まる募集がありました!
「こ」からタイトルが始まる作品
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093085837507513鷲生の手持ち作品に「後宮出入りの女商人」というものがありますので、それで応募することにした次第です!
タイトルからご想像につくように、中華ファンタジーです。
金にうるさい西域の女商人が、無骨な禁軍将軍と心通わせる物語。
たまたまこの文章をお読みになったア・ナ・タ! これも何かのご縁です。秋の読書にどうぞ拙作を!
「後宮出入りの女商人 四神国の妃と消えた護符」
https://kakuyomu.jp/works/16817330658675837815