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最近読んだ作品など①――竹町著『スパイ教室』(ファンタジア文庫、2020年)

 みなさん、こんばんは。

 わら けんたろう です。

 暑い日があったり、やや肌寒い日があったりと、寒暖差が大きい季節ですね。

 現在、私のヨムヨム活動は、フォローしてくださっている作者様の作品のほか、「小説家になろう」ランキング作品、書籍に及んでおります。

 で、本日ご紹介する作品は、だいぶ周回遅れの読書ですが『スパイ教室01――《花園》のリリィ』です。

 宝島社刊行の『このライトノベルがすごい』にも大きく取り上げられた作品。

 気になっていたので、購入して読んでみました。

 なるほど。人気作品になるハズです。ええ、面白いですよ。
 数時間あれば、イッキに読了できる作品です。
 銃器設定では、「リコリスリコイル」の原作者アサウラさんの協力があったとか(作者あとがき参照)。

 全体の構成は、三幕構成というよりも「起承転結」構成でしょうか。

 スパイ養成学校の落ちこぼれだった主人公リリィが、「不可能任務」遂行のため「灯」というチームに配属されるところから物語が始まります。

 で、いろいろありまして(笑)、不可能任務に取り掛かります。

 そして、クライマックスで明らかになる秘密(?)
 アレが、「叙述トリック」というヤツでしょうか?

 最後の方まで、メンバーのほとんどの名前が登場しません。「いったい、どういうワケだ?」と思いながら読み進めていくと……。

 アニメ化されているそうですが、コレ、どうするんだろう?
 謎です(笑)

 ストーリーそれ自体は、かつての週間少年ジャンプ連載の漫画「暗殺教室」のスパイ版じゃねぇか! という感想をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。

 ……今後の展開に期待しましょう。

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