みなさん、こんばんは。
わら けんたろう です。
暑い日があったり、やや肌寒い日があったりと、寒暖差が大きい季節ですね。
現在、私のヨムヨム活動は、フォローしてくださっている作者様の作品のほか、「小説家になろう」ランキング作品、書籍に及んでおります。
で、本日ご紹介する作品は、だいぶ周回遅れの読書ですが『スパイ教室01――《花園》のリリィ』です。
宝島社刊行の『このライトノベルがすごい』にも大きく取り上げられた作品。
気になっていたので、購入して読んでみました。
なるほど。人気作品になるハズです。ええ、面白いですよ。
数時間あれば、イッキに読了できる作品です。
銃器設定では、「リコリスリコイル」の原作者アサウラさんの協力があったとか(作者あとがき参照)。
全体の構成は、三幕構成というよりも「起承転結」構成でしょうか。
スパイ養成学校の落ちこぼれだった主人公リリィが、「不可能任務」遂行のため「灯」というチームに配属されるところから物語が始まります。
で、いろいろありまして(笑)、不可能任務に取り掛かります。
そして、クライマックスで明らかになる秘密(?)
アレが、「叙述トリック」というヤツでしょうか?
最後の方まで、メンバーのほとんどの名前が登場しません。「いったい、どういうワケだ?」と思いながら読み進めていくと……。
アニメ化されているそうですが、コレ、どうするんだろう?
謎です(笑)
ストーリーそれ自体は、かつての週間少年ジャンプ連載の漫画「暗殺教室」のスパイ版じゃねぇか! という感想をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
……今後の展開に期待しましょう。