『女神転移なんてありえない。』を掲載し始めて、一週間と少しが過ぎた。
反応の方は上々で、私にしてみれば随分たくさんの人に読んでもらえているなぁ、と思っている。
この話を書き始めたきっかけはと言えば、至って単純なもので女神単独で異世界に、それも自分の世界に落とされたら面白いかもしれないな、という安易な考えから来たものだ。
そうして生まれたのが、平和ボケしたどこか憎めない可愛らしい普通の女の子……もとい、女神のフィーナである。
彼女は神様の世界で何不自由なくくらし、ちょっぴり甘えん坊なところもある。
彼女の周りには、信徒のアルティリアをはじめ、思わずフィーナを守ってやりたいな、と思う人間たちが集まります。
甘やかされ、守られながら、勇者の責務、フィーナ自身も知らない勇者の運命に立ち向かう姿をどうか見守ってやってください。