• 恋愛
  • 現代ドラマ

雪はみぞれ

 今日は朝から雪が降るという予報であった。
 目が覚めると予報の通りに雪がしんしんと舞い降りてくる。冷たい空気に身体を震わせ、私は毛布にくるまる。

 妻は雪が好きだ。よく積もってほしいと言う。寒いのに、雪が降らないのは損なのだという。一理ある。

 積もって欲しかった雪だったが、道路を濡らしただけで日が少し上ると、雪はみぞれに代わった。残念だ。

 でも小さな庭の土の上には少しの雪が積もったのでそれはそれでよしとしよう。


 室外の給湯器が壊れて、お湯が出なくなってしまった。修理しようにも部品がないらしく、買い替えることになったのだが、その予定ももう少し先だ。

 電気ケトルで湯を沸かして、ボールに貯めてから洗い物をする。冷たい水を少し混ぜて、朝の洗い物を済ませてひと段落。


 身体の芯が冷たくなるほどの室内に暖房をつけて、暖かくなるのを待つ。
 着る毛布を身体に羽織、しっかりと防寒しつつパソコンを立ち上げた。

 たまには日記でもつけてみるかと近況ノートを開いたわけだ。


 めっきり更新しなくなったのは、今は新作の執筆に集中しているからである。

 私は他の人ほど器用に作品を作ることが出来ないので、完成するまでは公開せずにいようと決めて、今は大体70000文字くらいまで書き進めたところ。

 話はハイファンタジーで今までに比べて少し軽い文体を自分なりに目指して書いてみた。公開はまだ先になるだろうけど、楽しんでもらえたら嬉しいな、と思いながら今日も続きを執筆する。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する