至極当然のことのように、毎日は変わりなく容赦なく訪れて過ぎていく。
今日という連続する昨日の中で、目が覚めると普通に子どもが起きている。
子どもがいる。という普通。もう二歳になるので、二年前まではまるでなかった普通。
朝起きて、抱き上げて。おはようというと、おあよ、と短く答えてくれる。最近覚えた挨拶。まだ自分からは言えないけれど、もう何度かの明日のうちに、きっと自分から言ってくれるようになるんだろう。
朝は、教育テレビを見せながら、離乳食を作る。冷凍のほうれん草とベーコンの逸品を解凍して、それにバターを加えて混ぜる。
食パンは食べやすいように切って。バナナを潰してヨーグルトと混ぜ合わせる。チーズを添えて、できあがり。
一年前とろとろの水みたいな食事をしていた子どもが、自分でスプーンを握って、食べたいものをスプーンで指さす。パンを掴んで、「パン!」と言いながら美味しそうに齧る。色んな事が、毎日できたね、と思う日々。
歯磨きを嫌がるけれど、大げさに驚いた顔をしたり、笑って見せればケラケラと笑ってくれる。動画を見せたり、口の開くオレンジの恐竜で遊ばせたりしながら、四苦八苦と歯磨きをする。小さな白い歯、大変だけど虫歯になったら可哀想だものね。
そうして着替えて保育園に連れて行って、いつも楽しそうに扉の向こうへ行く。もう少ししたら、イヤイヤというようになるのかな。
今日という、連続する昨日に連続していく明日。変わらず訪れる、変わっていく毎日。
そうして積み重ねて、折り重ねていく日々っていうのは、幸福の最小限の形のようで、私はやっぱり嬉しい。