森 侘介

不定期更新。自分の新たな詩の形を模索しています。耽美主義から心象風景へと作風を変化させながらも、根本にある祈りを大切に言葉を紡いでいきたいです。

延々と眠り続ける奇病『眠り病』が流行する世界を救うため、突然現れた猫耳少女と共に、月で敵を倒すお話。 ※サークル『菖蒲ノ庭』様が主宰した『セカイ系アンソロジー』への寄稿作で…

フォロワーである森侘介さんとの交換日記。不定期更新です。

親愛なる両親へ 大好きな両親への、届かない私の気持ちをここで書かせていただきます。

僕がかつて暮らした場所にあった「橋」をもとにしています。大分以前に散文詩的に書いたものでしたが、今回は改稿して掌篇にしました。あと２作あるのですが、それは別の機会にします。

人間のクローンを作ることが許容される世界。 ショウケースに飾られるのは、嗜好品と化した少女たち。 その中に一人、全身に青い痣を持つ少女が居た。

苔に覆われた部屋の中、頼りとなるのは黒電話。出勤することを強いる会社、一向に繋がらない彼女、奇妙なことを捲し立てる友人…やがて苔は成長し、主人公に迫ってくる。 果たして、彼は部屋…

何度も何度も繰り返される朝食と死の中、二人の男と女は様々な場を移動し続ける。列車は空を飛び、地底から別の人類が現れる。二人は何処へ向かい、世界はどうなるのか……。

習作もあれば、目も当てられないものもあれ……。

「あなたと私はまた会うわ。きっと会う。車輪の下で」 彼女は確かにそう言った。 けれども私と彼女はそれ以来、二度と会うことはなかった。 ロマンティシズムと死の交差の先にある”向日葵…