先日、新作「飴と傘」を公開しました。
きっかけは、夢月七海様の自主企画「同題異話・六月号 飴と傘」参加用です。夢月様には、素敵な自主企画を立ち上げていただき大変感謝しております。
タイトルは同じでも、その物語は人によって実に様々。タイトルが同じなだけに作者の個性がよく表れており、他の方の作品を読み歩きながら「同題異話ってなんて素敵なのだろう」と感じているところです。
また、早速★やレビューをいただき大変嬉しく思っております。本当にありがとうございます……!!
さて、私の「飴と傘」は、少女と一匹のカエルが紡ぐ童話風の物語となっております。
タイトルを見て最初に浮かんだのが、女の子が歌いながら傘をさしてスキップしているシーンでした。ポケットにはたくさんの飴が入っていて、地面にこぼれ落ちている。
実は、このシーンの半分以上は以前になんとなく思いついていた場面でした。いつか絵本か何かにして描きたいな、と思っていたので、今回の企画を通して完成させることができてとても嬉しいです。(ちなみに、当時はその直後女の子が水たまりに落っこちて、落っこちた先には文字も場所もすべてが反対になっている世界がある、という設定でした。)
もっと詳しく作品を紹介したいところですが、何しろ3000字の短編なのであまり語れることがありません(笑。少ししゃべると、すぐネタバレになってしまいます。
~あらすじ~
ある優しい雨の降る日。あじさいの咲く山の小道で、女の子が出会ったのは一匹の話すカエルでした。
以上。
私が言えることはこれくらいです。
雨の日が楽しくなるような、そんな物語です。短いので、気軽にのぞいてみていただけると嬉しいです。