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創作意欲が高いのに書くことがない!

 八月に入ってから、カクヨム公式の企画で毎日更新を続けています。私はかなり遅筆なので、八月の九日から二十二日現在まで、毎日更新できていることに、驚いています。
 それに伴って、創作意欲は刺激されるのですが、書くことが尽きてきました……。
 普段から、思ったことや、いい案や思想など、スマホのメモアプリに書き留めておいたり、日記などにまとめてはいるのですが、出し尽くしてしまいまして、アイデアに関してはその日暮らしみたいになっています。カクヨムの毎日更新もそうですが、それとは別に公募用のショートショートも書きたいと思っているので、それこそアイデアがないというものです。
 アイデアがない時はずっと読書をして、言葉や雰囲気を本から拾って書いたりもしますが、なぜか今はそういったことをしてもあまり効果が出ません。
 やはり外出せず家にこもっているのがまずいのでしょうか……。
 こうしてアイデアが浮かばないときには、自分の人生が薄っぺらだからアイデアがなかなか出ないのか? と不安になります。私は生きている時間の中で、何かを思考して過ごしていた時間が短いので、それもあるのかなと思ったり。
 単純に引き出しが少ないというのもあるかもしれません。読んだ本の数が引き出しの数に影響するのかはわかりませんが、いわゆる名作というものでも、読んだことのないものがほとんどです。
 何か一つの分野に詳しいという強みも引き出しに大きく関係しそうです。振り返ってみれば、私は何かのジャンルに強いというわけではないです。周りにはファッションが好きでブランドの成り立ちに詳しい子もいれば、音楽に関して詳しい子だったりがいます。私はその点、興味が湧くジャンルは多いものの、一つに絞って何かに詳しいというのはなくて、広く超浅くといった感じです(哲学、生物、宇宙、絵、宗教、社会心理学等)。
 それもそれで強みかとは思いますが、隣の芝生は青く見えてしまい、一つを追求することに魅力を感じているのです。
 なら今から勉強しろと言われて仕舞えば何も言い返す言葉はありません……。
 ただ一つ言い訳をするならば、私も今積極的に学んでいる分野はあるのですが、現在の知識で何か生み出せるほどかというとそうではないです。公募にも間に合いませんし、それこそカクヨムの毎日更新には追いつけないくらいの浅学さです。
 ……と色々吐露しましたが、これも創作のアイデアを得るための手段の一つです。とにかくアウトプット! そうすればもしかしたら何かいい効果があるかもと思ったわけです。
 ノートを書いて思ったのはやはり私はネガティブという事実です。これが作品に生きるかもしれません。創作はネガティブな感情の時の方が捗りますからね。
 こうしてみると書きたいことはあるけれど、それを作品に落とし込む力がないように思えてきました。
 小説を書くというのは難しいですね。

2件のコメント

  • 企画より参りました。
    私も同じことを感じています。
    興味関心の幅が狭く、しかも深掘りできないというていたらくで、引き出しの数が少ないのが頭痛の種です。
    発酵食品が時間をかけて熟成するように、どのようにして「書けない」時間を味わい楽しむが、そんなことを考えつつ、あまりの暑さに休日はほぼステイホームしています。
    ネガティブさを毛嫌いする風潮は、比較的最近のことだと思います。多くの「文豪」の作品のテーマは往々にして暗い、重い、出口がない、そんな感じではないでしょうか。
    この時代だからこそ、ネガティブさを表現することの意味を考えてみるのもいいのかもしれませんね。
  • 勉強しようと思うから苦痛になるんじゃないですかね?

    無視してくれても構わないんですが、ひとつ自分の推し作品を紹介しましょう。
    ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』をご存じですか?
    もしご存じなければ、お時間のあるときにでも、心を無にして読んでみてください。

    「人間がフィクションに興味を持たなくなると異世界が滅ぶ、
     だから誰か妄想癖のある奴が本の中に入ってきて、物語を紡ぐことで異世界を助けてくれ」
    という話です。

    きっと得るものがありますよ。
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