• 異世界ファンタジー

読書研究 終末何してますか?シリーズ

終末何していますか、忙しいですか?また会えますか?
を全巻読み終わった。結構前にキンドル電子書籍で購入して、そのままになっていた。
やはり、よい物語ではある。しかし、エンディングが思いがけず、俺タタ(俺たちの戦いはこれからだの略らしい)エンドであった。
これは打ちきりだったのか?とか邪推したりもするが、この物語らしいと言えばらしいのかもしれない。世界を救ってエンドではなく、各々の登場人物が、その先もきっと生きていくのだろうと思わせてくれる。
あと登場人物たちのセリフが時に意味深で、それでいて理解できるようなできないような何かがあるのが良かった。(私が何言っているのか分からんと言われるかもしれないけれど)
キャラが多く、そのほとんどが女性なのだが、書きわけがうまく、キャラに魂を感じる。
最初は悲劇のヒロインな感じだったのが、いつの間にか自ら立ち上がり、終末の容赦なさの中でも、自身の選択を選び取っているようになっていた。

マネしたい点、キャラの描き分けと魂のある存在感、時に繰り出される深い教訓、彼らの物語が先に続いていく余韻

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