• 異世界ファンタジー

読書研究 ゲームオブスローンズ(小説) ネタばれ注意

現在引き続きゲームオブスローンズの原作小説、炎と氷の歌を読んでいる。
読み進めるほどの面白い。広くて深くて味わい深い物語だなと思った。
文章力もさることながら、物語が見え方の角度によって全く新しい形を見せるところがいい。まるで美しくカットされた宝石のように、光を当てると様々な色と光を見せる。あるいはひねると様々な形を見せる万華鏡のような。複雑な形で織り上げられる壮大な織物のような。とにかく面白い作品である。
長い物語なのに飽きさせない。さすがは有名なドラマになるだけのことがあるなと思う。
ただ心理描写が多めの印象だったので、ドラマでそれは表現できない気がするのでどうなっているのか気になる。ちなみにドラマは未視聴である。
物語の必要上、たくさんの家柄が登場するのだが、そのすべてを把握しているんだろうなと思う。巻末にそのすべてをまとめたリストがあるからだ。
そして初めは狭い世界観だったのが、進むごとに広い世界を描き出している。そしてその説明が冗長ではないところがまたすごい。
そして話の行き着く先が読めないところも面白い。物語全体ではなく一章、一章に予測できない着地点を見せているところがよいと思う。
ファンタジー好きなら一度は読むべし、とお勧めする私なのであった。

マネしたい点、深くて広い世界観、想像の斜め上を超えてくる展開

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する