• 異世界ファンタジー

読書研究 紙屋ふじさき記念館(続き) ネタばれ注意

今、紙屋ふじさき記念館を読み進めている。
ドラマティックな展開はなく、人が死んだりすることもない。
でも現実の世界にもありうる、小さな心のさざ波を和紙のように漉いて形にしたような良い物語だなと思った。劇的な物語を書くのにも文章力がいるが、こういう小さな心の変化を描くのにも筆力がいる。
読んだ後、暖かな気持ちになって前向きになれるところがいいなと思った。
読むのにはこういう物語も好きだな、と思う。ただ私は書くとなると、悲劇チックなお話が多くなってしまう。それは私の欠点かもなと思った。でも悲劇もうまく書ききれる作家さんも多くいる。なので私はまだまだ未熟なのだと思う。
それと出てくる開発された商品がどれもありそうで、ないもので。どれもあったら買いたくなるかもなと思う良い商品だった。特にアクセサリーの小箱が聞いただけでもきれいそうだなああこがれるなあと思った。でも現実に売っていたら、私には手が届かない値段だろうとは思った。
キンドルの読み放題に出ていなければ読むことのない小説だったので読めてよかったと思った。

マネしたい点、暖かな気持ちになり前向きになれる読後感

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