• 異世界ファンタジー

読書研究 バベル ネタばれ注意

今週はバベルを読み終わった。
元ウェブ小説で商業書籍になった小説だ。
ウェブ小説には沼作品が多い。そしてシリーズが長いものが多い。
バベルはその点四巻で完結していてとっつきやすかった。単行本なので少し高めだが、ボリュームとしてはそれに見合うだけのものがある。
主人公の雫は自分に自信のない大学生という設定だが、その芯の強さは苛烈なほどだと私は思う。自分異世界に飛ばされたら絶対うまくやっていけない自信がある。それと比べて雫は自分で運命を選びつかみ取る力を持っている。魔力などを持たない無力な異世界人という設定だが、そのメンタルの強さは並大抵のものではない。
そんな魅力的な精神の主人公の行動をはらはらしながら読めた。最後に異世界に残るかどうかの選択も雫らしいと感じられた。
同じ作者のunnamed memoryも途中までしか読んでいないのでお金に余裕があるとき買おうと思う。

マネしたい点、かっこいい女主人公、しっかりと練られた世界観設定

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