• 異世界ファンタジー

読書研究 聖女ヴィクトリアの考察 ネタばれ注意

今週は聖女ヴィクトリカの考察を読んだ。
紹介文ではファンタジーミステリーを謳っていた。確かに魔法要素のある推理ものとも取れるかもしれない。主人公の女性は特別チートな能力を持っているわけではない。持っているのは様々なものを見る目だけだ。そんな彼女が事件に巻き込まれながらも最後に解決するというお話である。
あんまりミステリーは読まないのでこれがミステリーなのかはわからない。正直あんまりそういう感じはしなかった。しかし王宮陰謀ファンタジーとしては面白かった。
作中で言われているように物事のとらえ方一つで浮かび上がる真実がある。
そして主人公が真実を追求し続けることを宣言して話が終わる。
全然話とは関係ないけれど、改稿前のタイトルが無能聖女ヴィクトリアだったのが笑ってしまった。確かにこのタイトルなら読もうと思わなかったかもしれない。現タイトルの方があっていると思った。タイトルは大事。

マネしたい点、丁寧な話運び、意外な結末。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する