今週はスーパーカブを読んだ。
ウェブ作品らしく一話一話が短くまとまっている。
地味でハードボイルドなな主人公がカブを手に入れて世界を広げていく話である。
一話一話はあっさり風味で、でも堅実な面白さがある。なによりカブという乗り物を中心に据えた物語は新しいと思った。もう少しドラマがあってもいいと思うがそうでないところが話にリアリティを与えている気もする。カブについての専門用語は正直ちんぷんかんぷんだがそれでも主人公のワクワクは伝わってくる。
作者のカブ愛を詰め込んだ作品だと思う。そう言う物語が存在できたのもウェブ投稿の魅力だなと思った。
マネしたい点 好きなものを詰め込む物語づくり、リアリティのある物語