戦闘シーンを描きたい。
とてもカッコの良いシチュエーションを携えて、人と人との戦いを。
しかし、そのシチュエーションをどう紡ぎだそうとしても、いつもえらく中途半端になってしまう。
というか、戦闘シーンを描くための「ファンタジー」的なバトル物をそこまで書いていないので、書きたくても書けないでいる。
いや、実はファンタジーは書いているのだが、実際のところ放任気味で肥やしになっている作品がある。
それが、RiaOnlineという作品。
この作品は、恐ろしく長期にわたって連載予定であるため、未だに序盤である。
そのため、読者の方にはとても不評を買っているのだと思っている。
なぜなら、世界観を描ききっていないので、イマイチ全貌が見えてこない。
自分が読んでいても、未だに「あ、これってどういう設定だっけ」と、教科書をめくるように設定集を見ながら書いている。
オイオイ・・・と言われがちだが、すみません。
プロットというものをしっかり作りこんでから書くべきだったのですが、この先に何が待っているのか、という筋道しか立てていないもので。
それでも、この小説には思い入れがある。
ファンタジーに夢見て15年。
文才もなく、途方に暮れていた自分は、このカクヨムというサイトと出会った。
世界観や設定や、キャラクターなどといった魅力はどのように表せば良いのか、そういったことを勉強させていただいた。
これは、多くの作家様のおかげである。
しかし、すでに進んでしまった物語は、もう後には引けないのである。
そろそろ、RiaOnlineを再始動しようかとおもう。
書けば書くほどジャンルに困るが、異世界ファンタジーの類なのだろうか。
舞台は、もちろん、埼玉県である。