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ユータの新たな力 (放課後ダンジョン)

ユータが通っていた高校のドラゴニア分校

ユータの担任だった高梨先生が唸っていた
夜中の職員宿舎、自室で。
目の前には机いっぱいのノートやら古そうな巻物やら本やら・・・

困った困ったとつぶやく高梨

ーーー

翌朝食堂

「ドーラ!」
食堂に駆け込んでくる高梨先生。分校と邸(王宮)は転移扉で繋がっているのだ。

「ドーラは知っていたか?無力のこと!」高梨
「?え?まぁ、あれだよね?なんもやる気でねぇ、、ってやつ?」ドーラ
・・・・・・・
「まぁ、そうなるわな・・・どう言ったらいんだろ・・・」高梨
「????何の事?」ドーラ
ドーラの前に座って食事しているユータも興味津々だ!目が輝いている!w

「あー、魔力とかいろいろ調べてた。ほら、”力”っていろいろあるだろ?。魔力、気、生命力、これらが生き物の中に存在しているって。」
「うん、まぁわかる。んじゃイチとかのほうがわかるんじゃないかな?」
「うーーーーー、ちょっと違うんだよな。そのちからの中に”無力”ってのがあるようなんだ」

「「はぁ????」」ドーラ、ユータ
「えっと、それ、ちからなんですか?」ゆーた
「ちがうくせぇ」ドーラ
「だよなぁ、そう思うよなぁ。でも日本語に翻訳するとどうしても無力と呼ぶしかないんだよな、でも俺らの日本語の言う無力ではないもの、別のものってことだ。」高梨

「第四のちから?」ユータ
「そういうこと、だな」高梨
「だんますうううううううう!!!」怒鳴るドーラ

「呼ばれて(略)。で、何でしょう?困ったの?」ダンマス、次の瞬間に現れた。
「速いっすね?」高梨
「あっはっは、新開発の”呼ばれたら次の瞬間転移している魔法”を開発してね!!」
・・・・・・

「・・う、うんこしてても?」高梨
「どうでしょう?私はうんこしないので。」ダンマス
「えっちな本見てるときとかだとやばいよね!」ユータ
ユータ、どうやら高校生活は男子高校生として友人たちとの付き合いはまともにそれなりに良い付き合いがあったようである。ちょっと安心した高梨とドーラ。

「まぁ、それはそれとして、ダンマス、先生がさ無力って力のこと知りたいって」ドーラ
「・・・・ああ!あの力、、、というか、そうですねぇ、一種の変わったエネルギー?。ふむ、無力って呼んだのは面白いですね!」

「なんて呼べば実態に相応しいですかね?」高梨
「ふむ・・・+*@〜?///\\\」}%$#なので、やはり翻訳すると先生の訳が最も近いですね。でも先生の言う実態に相応しいとなると、、、、、、、」
「「「・・・・・・・」」」

「やっぱ無力?」ダンマス
がっくしな3人

「いや、でも、そうだよなぁ、、そうですよね、実態が実態なので、そうなりますよねぇ」高梨
「どういう力なのさ?」ドーラ

「マイナスエネルギーと呼べばわかりやすいけど、違うんだよなぁ」高梨
「そのとおりですね、そう見えるけど全く違う。エネルギーを打ち消すんじゃなく吸い取る?っぽい?。・・・ああ、ユーリとユータが持ってますね。でも2人とも自覚してませんけど」ダンマス

ドーラと高梨、ユータを見る。
「・・・・・えっと、、」照れるユータ

「まぁ、それがあると魔力底なしになるってこと?」ドーラ
「まぁ、それも一種の作用?」ダンマス
「いよいよわからねぇ・・・」ドーラ

「・・・それって、修行とかで生えてくるんですかね?」高梨
「どうでしょう?生えてきたのは見たことナイですね。というか、今まで存在してきて見たのはこの2人だけだし?」ダンマス
(((生きてきて、じゃなくって”存在してきて”なのかぁ)))高梨、ドーラ、ユータ

「あ、中に宇宙を持っている、って感じですかね?」ダンマス
「・・・・なんとなく、わずかにわかります」高梨
「すげーじゃんゆーた!!」ドーラ、判ってないけど雰囲気カッコイイ!!みたいな感じ。
「いやぁ・・・」照れるユータ



その後、
「ユータ、無力持ちなんだって!!」
「ああ、なるほど、なんかよくわかる!」
って話しがドラゴニアの子たちや、分校の先生やユータの元同級生達の中で言われてる。

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