タイトルは内容を表し、内容はタイトルを表す…優れたタイトルは優れた内容を導き、優れた内容はタイトルを越える…優れた作品は優れた内容を優れたタイトルで彩る…
連載中の時代小説【修羅となる刹那(仮題)】の正式タイトルが浮かびません(苦笑)
戦国時代の時代小説として分かりやすくするために戦国奇譚を追加しましたが、これもまた仮題としています。
個人的には悪くないタイトルだと思っていますが、「もっと相応しいタイトルはないか?」と考えながら既に36000文字を超えてしまいました…
即興で書き始めて物語を作ったのですが、タイトルは幾つか候補がありました。
①【修羅となる刹那】
②【修羅を宿す刹那】※あるいは、修羅を宿した刹那。
③【修羅と刹那】
④【豊臣の血】
⑤【戦国奇譚 ~宿命と運命~】
⑥【風雲記 ~立花慶一郎伝~】
など。
①~③までは書き始める前に浮かんだもので、
④~⑥は作中の5話目以降に浮かんだものです。
①~③までは書く前に「何となく浮かんだ」という感じなので、そのタイトルから連想して序盤を書き始めました。
④~⑥は、序盤を書き終え、頭のなかで物語を逆算出来る感じになった後で「浮かんだ」タイトルです。
④はタイトルからしてネタバレですし、⑥は何となく違う気もします。
そして、⑤と①を合わせて現在の仮題に更新しました。
奇譚というのは、珍しい話とか奇妙な話という意味ですが、慶一郎(慶)、甚五郎(利久)、千代(誾千代)の親子の出生が奇譚と言えば奇譚ですので、戦国奇譚としました。
連載は順調(?)に続いているのに、タイトルは仮題というのがやや気にかかりつつ、書き続けているという状況です。
これは、いつも内容を全く考えずに思い付きで書き始める癖が招いた結果です(苦笑)
良いタイトルないですかね?
自分に矜持を、読者に感謝を。