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おくやまのよこみち:「ブランカ」_2022.07.31

わたしこと奥山柚惟が、作品とは別の場所でだべる本コーナー「おくやまのよこみち」、今回『終末雪国アポカリプス』以外で初めて、長編SF

『Blank-Blanca[ブランクブランカ]』

この作品について語ってみようと思います。
以下「ブランカ」と略します。下4字からとったのではなく「ブラ」ンクブラ「ンカ」、奥山の脳内では「Bla-nca」みたいな略になっています。まあ細かいことはどうでもいいです、とにかく「ブランカ」ですよ皆様。この記事を読んで少しでも興味を持ってくれる方が増えたらいいなと思いながら、だらだら書きますね。



ところでどうして、随分今更になったこの時に「ブランカ」の話をしようと思ったのかと言いますと……。

先週月曜日(7月25日)18時更新分で、投稿済みの字数が40万字を超えました!!!

大体10万字が文庫本1冊の目安ということですから、つまりわたしは「ブランカ」だけで4冊分も書いたということになります。
4冊です。凄い、びっくりです。元々書いてた旧題作品まで遡れば、……おおっと遡ってみたら7年らしいけど、まあ筆を一度折った時期もありましたので実際にプロットを作り始めた期間から起算して3年ってことにしましょうか、この3年で40万字という数をいつの間にか積み上げていたようです。

何が一番恐ろしいかって、この「ブランカ」、まだ折り返し地点なの……まだ終わんない……。
この40万字は果たして中身のある字数なのか。駄文ばかり積み上げていないか。展開を詰め込み過ぎていないか、或いはスカスカになっていやしないか。こんなに更新も遅くて、しかも一度は10か月なんていう休載期間も挟んで、話数ばかり増えて、読者の方々に見捨てられるんじゃないか。

……などなど、常日頃ものすごーく悩みながら書いてます。

でもとても、非常にありがたいことに、「ブランカ」を更新すると絶対に読みに来て下さる方がいて、「応援しました」の通知が入るたび、ああこれが読者に支えられているってことなんだなあ、嬉しいなあ、としみじみ感じ入っております。
時に下さる感想も、丁寧で温かいもの、感情迸るままに書いたであろうものも、それぞれ心臓と息を止めながら頂戴しているのです。

そう、皆さまのご感想にわたしは一体何度心停止したことか。いつかわたしは読者の皆様に正しく息の根を止められてしまうかもしれない。いいえ本望です。奥山死すとも作品は死なず。いや奥山が死んだら誰も続きを書けないか、やっぱナシで。



さて、明日も18時に「ブランカ」最新話を公開予定です。
第8章はアウェイ環境下のヒロインに焦点を当てています。明日の更新は多分わたしが一番楽しみにしているかもしれない。ヒロインのイコは主人公ナダよりも年下ですが、お茶目で悪戯好きでかわいらしいところと、むしろナダより男前でしっかりしてかっこいいところと、でもやっぱり脆くてどろっとした女の子らしさも併せ持つ、非常に作者泣かせな少女です。最近やっとこの子の書き方が見えてきました。まだまだ長い付き合いになりそうです。

ご興味を持っていただいた方は、ゆっくりでいいので一度読んでみてくださいね。

ではまたお会いしましょう!
どうぞ皆さま、暑さにお気をつけて。バスの冷房でお腹を壊した奥山より。

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