年末ですし。
一年を振り返る的なことは大切ではありますけど、そんな心の余裕もなく「書く」ことに追われている卯月です（みなさんもきっとやらねばならない様々な雑多なことでどうのこうの……）。
例の「新語・流行語大賞」はなんか残念な感じだった記憶がしますが（まあ、それはいい）、いろんな「界隈」でも、そんな感じの「今年のことば」みたいなものを発表しています。
モノ書きの端くれとしては、「ことば」のチェックは必須事項かと。
三省堂の「辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2024』」から。
大賞：「言語化」
２位：「横転」
３位：「インプレ」
４位：「しごでき」
５位：「スキマバイト」
６位：「メロい」
７位：「公益通報」
８位：「PFAS」
９位：「インティマシーコーディネーター」
１０位：「顔ない」
新しい言葉は、一時的な流行りですぐに消えていくのものが多いので、使用するのは注意が必要ですが、若者の感性や時代が映し出されているもの。いろいろと考える素材としてもよいのでは。
ピクシブとドワンゴの共同企画「ネット流行語100 2024」（今年で７回目）はこちら。
（「ピクシブ百科事典」と「ニコニコ大百科」の各単語ページにおける2024年のアクセス数の合算値が、昨年と比較して特に多かった100単語を「ノミネート100」として決定。さらに、ノミネート100の中から、最も差分が多かった言葉を「年間大賞」として表彰）
大賞：機動戦士ガンダム SEED FREEDOM
２位：猫ミーム
３位：好きな惣菜発表ドラゴン
４位：勇気爆発バーンブレイバーン
５位：マイティーストライクフリーダムガンダム
６位：魔法少女にあこがれて
７位：爆上戦隊ブンブンジャー
８位：ダンジョン飯
９位：わんだふるぷりきゅあ！
１０位：エビ揉め
ええ、わからないひとにはまったく意味不明かも。わかるひとには「ああ、そうね」って感じのです。ここには現在のエンタメのナニカ要素が含まれているやも。興味のないモノこそ、きづきもあるのでは。
ああ、KADOKAWAさんもSONYさんとタッグを組むようですから、世界に目を向けることも大切ですね（じつはこの記事紹介のための前フリだった）。
CNNさんの記事。
オックスフォード大が選んだ「今年の言葉」はスマホ依存の現代人が陥るあの症状
https://www.cnn.co.jp/fringe/35227641.htmlオックスフォード大学出版局（ＯＵＰ）が２０２４年の「今年の言葉」に選んだのは、
brain rot（ブレインロット・脳の腐敗）
です。
ＯＵＰは２日に発表した声明の中で、「ブレインロット」を「人の精神的または知的状態の劣化、特に、つまらない、どうでもいいコンテンツ（最近は主にオンラインコンテンツ）を見すぎた結果現れる症状」と定義した。低品質なオンラインコンテンツの過剰消費がもたらす影響への懸念が高まる中、この言葉が注目を集め、今年、使用頻度が２３０％も増加した。
他にも「lore」：何かを完全に理解するために必要な（仮定上の）事実、背景情報、逸話を指す言葉。
「romantasy」：ロマンティックフィクションとファンタジーの要素を合わせた文学を表す混成語。ええ、卯月も注目「ロマンタジー」っすね。
「slop」：人工知能（ＡＩ）によって生成された低品質なコンテンツを指す言葉。
ブレインロットについては最近よく取り上げられていましたから、興味ある方はチェックしてみるとよいかもです。
話変わって、昨日はカンザキイオリ作品を貼ってましたけど、「君の神様になりたい。」は創作者側の視点で、かなりくるものがありますな。いやあ、何度聴いたことか。
カクヨムコンで精神的に擦り切れ気味の方も増えていることかと思われる今日このごろ。そんなときは、キノピオピーがよいかなと。
どんな逆境にも負けないタフなひとに憧れる方にはこちら。
ピノキオピー - 僕なんかいなくても feat. 初音ミク / With or Without Me
https://www.youtube.com/watch?v=A1XqqVWyUl4もう、毒が吐きたくてしかたのない、「闇落ち」創作者さまにはこちら。
ピノキオピー - 神っぽいな feat. 初音ミク / God-ish
https://www.youtube.com/watch?v=EHBFKhLUVigプロセカのほうも昨日発表されてて、なかなか良かったっす。
ことしもあと僅か、がんばろ！
では。