運営さまも大変ですね。でも、めでたい。
累計公開作品数が50万作品を突破しました
https://kakuyomu.jp/info/entry/kakuyomu_number50「2016年2月のオープンしたカクヨム。サービス開始から8年と10カ月で、50万もの作品がサイト上で公開されるまでに成長いたしました」
ふむ。カクヨムオープン時の2016年はじめ、卯月は絶賛「読み専」勢でしたな。
有識者さまの情報によれば、「なろう」さんにおける『異世界転生・転移』隆盛の最後の年で、翌年激減しました(上位50位でのカウント)。異世界転生・異世界転移は、「登録必須キーワード」と設定され、新たに作られた「異世界転生/転移ランキング」へと隔離(2016年5月24日)。このあたりで「なろう系」という言葉が一般に定着しはじめる。「追放」系が流行り始めるのは2018年あたり。
ランキング上位を順番に読んでいくというのが、ふつうの人たちの読み方。それは現在のカクヨムだって変わらない。レビューをよく見て頂きたい。「読み専」さまだと確認できるアカウント(名前の形式、中まで確認でわかる)によるものの9割は、星が数千レベルの上位勢作品に向けて書いたものです。この星評価の「格差社会」は現実社会とそうかわらん。富は一部に集中する。あとは我々、作者同士の必死な活動が普段以上にたくさん見えるカクヨムコン期間。
ああ、すいません。つい愚痴が……。
それはいいとして、2016年は「なろう」ランキングが(それまでの)ふつうの読者にとって読みづらいものに。まあ、カクヨム併用みたいに読んでた記憶がある。ざっくり「無職転生」が2014~2018の首位、2019から「転スラ」に切り替わる。だが、異世界転生全体では「なろう」さんで衰退。2017年には上位50以内で、異世界モノが半減。結局のところ「なろう」さんが、女性のためのサイトになるきっかけはあのときのそれと思われる(いや、女性に配慮するのは良いことです。男なんて隅においやれば……、ぐへっ……)。
まあ、2023年に例のアパルトヘイト(?)、いや隔離政策は撤廃(たしか)されますが、何もかわらず。
まあ10年経たないので、懐かしむのもまだ早いかなと思ったり思わなかったり。
一日に2話更新って、前に似たようなイベントあった気も(1話だっけか)。しんどいなあと思って近況に逃げ込んだだけですけど。
そうそう、『荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方』を手に入れてきました。やっぱ紙じゃないと常に確認があやしくなる。いまはホラー執筆中なので、「悪役」というよりは、よく分からない不明な「ナニカ」と対決しなきゃなんない主人公なので、この本は合間に読むだけ。ちな、新・漫画術は前作の漫画術を深く読み込んだ方には、良い復習となる。これは簡単お手軽に何かができるようになるノウハウ本ではないので、そっち系の読者にとっては同じことが書いてあるように見える(ちがうんだなこれが)。
それは別にいいとして、添付してる2冊はご存知でしょうか?
『ハローキティのニーチェ』は2014年初版でもう第18刷。『シナモロールのエチカ』は第13刷。昔、塾のイベントの先生からの個人賞的なやつ(自腹)で配ってたのがこいつら(現在は他にも多数種類あり)。ええ、女子用です。男子には太宰の『人間失格』を「てめぇは、人間失格だぁ!」って渡してました。卯月門下の女子たちはきっとみんなりっぱな『哲学女子』に……、は育ちませんでしたけど。大半が理系。ちな、『人間失格』をわたされたやつが医者になる確率100%。恐るべし太宰!
うん。調子でてきたんで、作品のほうに戻ります。
「転生」して個人勢の『結城さくな』さま、チャンネル登録者100万人を突破したようでつ。ええのお、卯月もフォロワー100万人とかなってみてぇぜ!
恋愛サーキュレーション / 結城さくな(Cover)
https://www.youtube.com/watch?v=MXN3ZMmyo98では。