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8月6日なので。

広島に原爆が投下されて6日で79年。

今年も平和記念式典が行われました。

子どもだって知ってますけど、大きな戦争が続いてます。

「31日、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナで戦う志願者への一時金を倍増させた」(ロイター)「4日、米国製戦闘機F16がウクライナに到着した」(ロイター)

核も怖いですけど、そもそも戦争がね。

立派な大人っていうのは、子どもたちにこの現実ってやつをどう伝えればいいんでしょうね。その話題は避ける? もし子どもに聞かれたら? とおい国のことだから……。日本は平和だしいいじゃん? えーっと……。

ニンゲンなんてそんなもんだしさぁ、歴史的にみてうんぬんかんぬん(これは言えないなぁ。歴史から何も学ばない人類なのに、勉強しなさいなんてね)。

来年は80年とキリがよいので、来年くらいは各TV局は頑張るのでしょうかね。そういったそれっぽい番組をみせて、それっぽい雰囲気にしてまた来年ね、って……。

まあ、ふだん偉そうなこと言ってる大人でも、ほんと世界にとっては塵みたいなもの。卯月は塵以下ですけど。

なんだか朝から嫌な気分になって、アレが無料で読めないか探してました。アレとは、絵本『風が吹くとき』。1986年イギリスで製作されたこのアニメ映画がリバイバル上映されるってネットニュースをみたもので。

卯月が昔読んだのは小林忠夫訳(1982年篠崎書林)。さくまゆみこ訳(1998年あすなろ書房)が新しいものらしい。たぶん小学生で自分で買って読んだはず。口頭の噂であれはヤバいって言ってるクラスの子がいたのを聞いたのが買った理由だったはず。もう手元にはないけど、かなりショックを受けたのを覚えてます。

版元ドットコムさんではじめの方だけ試し読みできます。PCなら開けるかな?(Javascriptをonにしろとかなんとか)
https://hanmoto.tameshiyo.me/9784751519714

映画の方はみてないのですけど、この絵本の絵のタッチとストーリーのギャップが悲惨さを……。

あの「はだしのゲン」を読み直す気力も体力もないのですが、『風が吹くとき』なら静かに読めそうかな。

倉庫の奥底に沈んでないかちょっと探そうかと(でもこの暑さがなぁ……)。

今日は静かに平和を祈りたい気分の卯月でした。

では。

2件のコメント

  • 自分が小学生のとき、学校の図書館で「はだしのゲン」は読みました。
    当時ははっきり感想を言語化できないし、今もできないんですが、やっぱり幼い頃に読んどいて良かったと思います。
    あと「夜と霧」も好きです。
  • 広島の方なら「この世界の片隅に」もお忘れなく(比較的最近ですが)。

    『風が吹くとき』は読んだ事ありませんでした。PCではリンクから飛べたので4ページ読みましたけど、これ、すごいですね。うーん、電子じゃなくて紙で欲しくなっちゃいました(^-^;)
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