近況ノートを書くのは3年と8ヶ月ぶりですね。
ご無沙汰しておりました。
卯月幾哉です。
投稿の方も2年半ほど滞っておりました。
その間、何もしていなかったわけではなくて、ときどき長編の構想を練るなどしていたのですが、どうにも形にすることができませんでした。
今の私にはまだ長編を書くことは難しそうなので、また短いものから一歩一歩頑張っていこうと思っています。
次に投稿する候補の作品もいま絶賛書きかけているところなので、なるべくお待たせせずにお届けできればと思います。
さて、掲題の『底辺プログラマーが電子妖精にお手伝いしてもらう話』について。
リンク:
https://kakuyomu.jp/works/168173306638943184741万字弱の短編ですが、投稿開始からちょうど1週間で、なんとか完結まで持っていくことができました。
X (Twitter) での宣伝が良かったのか、たまたま刺さる人に届いてくれたのか、おかげさまで過去最高の評価をいただいております。
お読みいただいた方、評価・応援をくださった方には本当に感謝です。
以下は本作の着想など、裏話的な内容で、若干のネタバレを含むと思います。
※特にまだ本編をご覧でない方は、誤って読まないようにご注意ください。
・・・よろしいですね?
では、行きますよ。
本作を書くにあたって、最初にあったのは「とりあえず、短め(1万字未満ぐらい)の話を書こう」という思いでした。
実は、これを書く前に他に書きかけていた小説があるのですが、そちらがけっこう長くなりそうで、これにかかりきりになっていると、また何も投稿できない期間が長引きそうだと思いました。
それを避けるべく、ある意味では頑張ってひねり出したのが本作になります。
本作のコンセプトは、「現代版・鶴の恩返し」です。
というものの、恩返し要素はないし、電子妖精は人間に擬態したりもしていませんが、以下の点は相似しているかなと思います:
・突然現れた女性が主人公を助ける
・最後には、その女性はいなくなる
現代社会で特徴的なプログラマーという職種と、電子妖精というファンタジックな存在で、童話を上手くアレンジしてオリジナリティーを出せていたら良いな、と思います。
繰り返しにはなりますが、お読みいただいた方には本当にありがとうございました!!