補正予算をめぐって、国民民主の「壁」問題が注目され、補正予算と引き換えに、「目指す」で決着がついた。
普通に読めば、こんなものは確約でもなんでもなく、またか、みたいな感じで結局、数の力がまだまだ足りないことがはっきりした。
かつて、小沢新進党が与党協議で約束したことを小渕が反故にしたことで、連立を解消。その後小渕が脳梗塞で倒れ、死去という一連の政治事件があった。
小渕がテレビの前で数十秒間言葉が止まったのを覚えている。
小沢は人格否定されるほどの非難を浴びたものだ。
あの頃はまだ政治家小沢のやる気が感じられたものだが、結局、いまでは「国会議員」にしがみつくだけの老害。なにしろ政治思想のまるで違う、立憲民主党に所属しているわけで。
維新のどっちつかずの態度はさらに国民の非難を浴び、挙句の果て、党首を前原に指名し、国会運営を丸投げしている。
最近の橋下さんの言論をみるにつけ、財務省万歳政党の本質がみえてきた気がする。財源を削り、無駄をなくし、経済を活性化し、のように見えた維新の政治活動が遥か彼方に遠のいた。
国民よ、もっと怒れ。
史上最高の税収入がありながら、国民に還元せず、「公務員」のボーナスは着実に上げて、天下り先を確保し、無駄に散財しているのが、予算の実態なのだ。
くわえて、老人の病院受診をことさら優遇し、無駄な薬剤や検査で肥え太る、医療界隈。生活保護受給者ほど高度医療を甘受できる変な国。
怒りが足らんだろ。国民よ。