そういえば、みんなどういう手順で小説書いてるんでしょうね。
というか、そもそも小説ってどうやって書くものなんでしょうね。
私が書いているのは果たして小説なのか。
それとも……まさか……これはッッ!!?
どーも、碧馬あきです。
ちなみにいげるは私にしてはわりと珍しくほとんどプロット作らずに書いた作品です。
最初のほう、大体一話完結ですからね。
それはいらないわ。
で、まあ。
長編の場合は簡単なプロットを作ってから書き始めます。
プロットといっても各話(WEB掲載の場合、基本1ページ4000字目安にしてます)の内容を端的に数行で表した程度の簡単なものですが。
とはいえ私もかつては構成とかはあまり気にしてなくて、世界を作ってキャラを放り込んで、そのキャラたちの行動を追う形でプロットを作ってました。
ただ最近は構成を考えたうえで、その枠組みに沿ったプロットを作る方向へシフトしています。
というのも以前のやり方では、頑張って書ききった作品でも後に推敲して修正を入れまくっても70点を越えることは決してないと気づいてしまったんですよね。(※あくまで自分の作品においての目指すところの完成度の点数です)
もちろん「意外性」や「活きた展開」「作者のインスピレーション」を重視してプロットを作らないという書き手さんも多くいらっしゃると思います。
というかSNSやネットアンケートなんかでは、プロットを作らず、先の展開をあまり決めずに書いている一次創作者さんのほうが多い印象です。
そうした手法をとってる作家さんの作品にクオリティの高い素晴らしい作品があるのは言うまでもない事実です。
しかし個人的な好みの問題でいえば、やっぱり「きれいな伏線回収」や「数々の困難を乗り越えていくたびのステップアップ」、「最大の問題と対峙したうえでの結果」にカタルシスを感じるわけです。
私、とある商業作家さんの文章とか世界観とかがすごい好きなのですが、最初ワクワクして読んで、ちゃんと最後まで面白いんですけど「で、あの伏線は? この設定は?」「振り返ってみるとあのエピソードはなんだったの…?」「このすごく思わせぶりだったキャラは結局とくに重要なことはしなかったね……」ってほぼ毎回終わったあとに気になってたまらないのです。
面白い! 好き! とは思ってますが、その投げっぱなし未回収部分を「だがそこがいい!」とは感じられないわけです。
ベテラン作家さんの作品読んでもそうなんだから、構成考えないで書いた自分の作品が(無意識に甘々に評価したとしても)80点だの90点だのいくわけがないっ!
とゆーわけで、次のシリアス長編は構成からガッツリ肉付けするかたちでプロットを作っているところです。
さて書きあがったとき自己評価何点いくでしょう。
まあ、これが今の私が悩みつつ行き着いた小説の書き方ですが、果たして他の作家さんはどんな風に書いているのか。
特に長編が気になります。
ぜひとも伺いたい次第であります。
ではまた。
(なんか今回は真面目!)