九州の西の端。
自分が住む町は、日暮れが早くなったとは言っても、17時台はまだまだ明るい。
「こんにちは」
帰り道、特に違うルートを選んだわけではなかった。
塾の迎えを待つ車が並ぶ、市営の文化会館のロータリー沿いの歩道で三人の女性が話している。
塾の迎えを待つ母親たちだろうか。同世代か、少し上のように見えた。
すれ違うタイミングで挨拶の言葉が聞こえて、自分の周りに知り合いが居たのかと視線を動かすと、女性たちと目が合う。
自分に声をかけたようだ。
「こんにちは」
田舎町だから、たまにこういうこともある。
ただ今日は空腹に耐えかねて、コンビニでお菓子を買って食べながら歩いていたから少々恥ずかしかった。
あいさつを返すときに、ちゃんと発音できるか気をつける。
「肩凝ったりしませんか?」
「いえ? 全然」
……なぜ?
過去サービス業だったお陰か、反応はできた。
「足が痛かったり、首が痛かったりは?」
また質問。
断言できる。
初対面だ。
なぜか執拗に尋ねてくる三人組の女性の一人に、精一杯の愛想笑いを返しながら、動揺を隠す。
「通勤で行きも帰りも歩いてるから、元気ですよー」
そそくさと、その場を後にした。
夜も更けて、その誰かも知らない女性たちとの、会話にもならないやり取りを思い出す。
──肩、凝ってませんか?
自分に向けられていた視線は、自分を見ていたのか?
合っていたと思っていた視線は、果たして……。
意味を考えようにも、もう顔も思い出せない。
何だったのか?
首を回して鳴る骨が、重く感じた。
◇
つくもせんぺいです。
出会っていただきありがとうございます(^^)
急に何よ?
そう思われたことかと思います。
えっと、今日の帰りの出来事です。
なんだったんでしょうね?笑
今になって、若干不思議に思いました(・_・;
こっちの意味?って。
まぁ、別に気味悪い感じはなく、お菓子を食べてたからそそくさ退散したのですが。
自分はまずこう思いました。
夜の飲み会の後、深夜1時過ぎとかに現れる、
「マッサージいかがですか?」
の、何者かと話しかけ方が同じやつやんと。
あ、つくもが常習みたいな誤解はやめて下さい(T ^ T)
ほぼ下戸ですし、お小遣い制なので。
ちなみにお金があれば風俗よりも寿司がいいです。
それに、あんまり珍しくないのです。
こちら年始に初売りがそれはそれは早朝からありまして、中学生時代から声かけられてます(笑)
ある意味風物詩(*´Д`*)
話が逸れましたが、何が言いたいかと言うと、「相手と会話するときは趣旨を伝えましょう」ですね!
いや、さすがにふつうのお母様方が急に上記の声掛けしてきた時は、なんかの実験台にされるのかな? と少し怯えました。
介護やらマッサージやら資格取ったんかなって。
で、今思い返してみて、
「あれ? スピリチュアルの話?」
と、なんだかモヤっとして、近況にしたためた次第です。
オチも更新の報告もありません。
なぜ書いたか?
愚痴です(*⁰▿⁰*)
作品のネタにするならホラーかアダルトだから、残念。
と、お付き合いくださった方、すみません。
ありがとうございました(*´-`)
いつもの締めは、今回は流石に(苦笑)
ではでは。
ホントにこれだけでした(*´ー`*)