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誰かが扉をノックする

たとえば人が家に見えたら
カギを開けているのは何人だろう?
扉も開いているのだろうか

もちろん僕は閉めている

カーテンも閉めっぱなしでは
すれ違う人の顔も見えないけれど
興味もないから不精する

ああ悲しいかな
それでも毎日外に出る
動かなければ朽ちていく
人も家も同じこと

誰かが扉をノックする
家主は独り 家族ではない
誰かが窓に小石を投げる
中には物好き 鈴を投げる

ちりんとくすぐるような音

呼んでくれるその人の
声を聞いたことはない
ときどき出会うその人が
本当に人かどうかも 見たことはない

鈴の音が教えてくれることは

話をしよう 歌を歌おう
踊ってもいい 叫んでもいい
絵でもいいから あなたを教えて

そんな 嬉しくも怖い呼び声だけ

僕は扉は閉めたまま
カーテンの隙間から少しの光を入れる








……はい。
つくもせんぺいです(汗)
出会っていただきありがとうございます。

久しぶりにパソコンの前に座る時間が出来たのですが、
気づけばこんな近況に……(^^;

なんというか、最近のカクヨムに対するつくもの気持ち?です。
読んで下さった方、ノックをして下さっている方々に感謝を。
そうそう、あなたです◎(ホラーではありません)
ぼちぼちやっております。

では、今回はこの辺で。
次回はまともな報告が出来たらいいなぁ……
と、ここのところ毎回こんなこと言っている気がする(-_-;)

それでは、誰かの何かになれることを願って。
ではでは!






2件のコメント

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