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『逢魔ヶ刻』あとがき

カクヨムに初めて投稿した創作怪談『逢魔ヶ刻』をお読み頂きありがとうございます。(あとがきから読む人もいるかも知れませんが)

元々、怪談が好きで、以前よりどこに発表する当てのない怪談を、趣味でちまちまと書いていました。
このお話は十年くらい前に書いたものをベースにしています。今回カクヨムに投稿するに当たり、改めて内容を見直し、大幅な変更を加えました。

舞台を大戦末期にしたのは、物語的に現代よりも少し古い時代、戦前や戦時中辺りが相応しいように思えたからです。
主人公の修一は母方の伯父をモデルにしました。
修一とその家族の境遇や暮らしぶりについては、伯父や母から聞いた話を、記憶している限りそのまま描いたつもりです。
当時のより詳しい農村での生活や時代背景については、評論家の西尾幹二氏の『わたしの昭和史1』がたいへん参考になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

なお、作中に登場する化け物は、「ヤマコ」という猿に似た妖怪をモデルにしました。以下にそのリンクを貼っておきます。

https://chinki-note.blogspot.com/2018/04/yamako.html?m=1

拙いお話でしたが、楽しんで頂けたなら幸いです。

2件のコメント

  • 月浦影ノ介様。
    先日は、拙作にレビューを書いていただきありがとうございます。
    本当に、もったいないお言葉で、感激しております。
    日頃、放置しているゆえに、気づくのが遅くなりました。
    カクヨムには、DM機能がないので、この場をお借りしてコメントさせていただきます。ありがとうございます。

    この、『逢魔ヶ刻』も泣きました。僭越ながら、レビューを書かせていただきました。まだ全部を網羅しておりませんが、実話も創作も、引き込まれてしまう月浦様の魔力にまいっております。
    これからも、楽しませてくださいませ。
  • 小箱エイト様。
    レビュー拝読しました。過分なお褒めの言葉に、思いがけないプレゼントを頂いたような気持ちです。本当にありがとうございます。

    また、小箱様の『蒼の時間』へのレビューに対するお返事もありがとうございます。
    自分が拙いレビューなど書いて良いのだろうかと思いましたが、本当に素晴らしい詩の数々だったので、素直な感想を綴らせて頂きました。お目汚しでなかったのなら幸いです。

    「作品は読者に読まれて初めて完成する」などと言われますが、小箱様のような詩人の繊細な目を持つ読み手に読んで頂けて、『陽炎の家』も『逢魔ヶ刻』も、本当に幸せな作品だと思います。
    他の作品たちも少しでも楽しんで頂けたら嬉しく思います。
    どうぞ宜しくお願い致します。

    この度は本当にありがとうございました!
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