矢口衣扉様より『お天気次第の魔法使い、詐欺師の嫁になる』にコメントレビューをいただきました。
https://kakuyomu.jp/works/16817330661792545854/reviews/16817330662918656318コメントでも世界観を褒めていただいて、ほくほくしていたところ、なんとレビューまで!
今回中編ということで、世界説明に字数を割くと苦しくなると思いつつも、盛り込んでしまったので
>オリジナルの世界観なのに、わかりやすい。
と言っていただけてとてもホッとしています。
自由すぎるジオと、それにふりまわされながらも新たな生き方を模索していくヴェルラクシェを応援していただけたら嬉しいです。
さて、矢口衣扉様も
同コンテストである「嫁入りからのセカンドライフ」コンテストに
レティと魔法のキッチンカー 〜お供のちびドラゴンと幸せお届け🍳 恵みの森で、魔法使いとのんびり溺愛セカンドライフ〜
https://kakuyomu.jp/works/16817330660608011217でエントリーされております。
幸せいっぱいのプロローグの後は、一転。
ヒロインのレティシアがひどく傷ついた状態で、『凍れる炎帝《フリージング・ブレイズ》』アデルバートに助けられるところから物語は始まります。
どこを切っても愛しいキャラクターだらけの世界ですが、まず筆頭かわいいがドラゴンのドラコ。
この子が物語の癒しであると同時に、停滞時のキードラゴンでもあり、中編を円滑に回している縁の下の力持ちだとお見受けしました。
怖ろしい噂とはまるで無縁なアデルも、かわいい。
挙動がいちいち純情で誠実で、読んでいて「くぉぉっ!」って変な声が出ます。
こんな孤独で美しい青年、放っておけるわけがない!
矢口様、絶対幸せにしてくださいよ!と、鼻息が荒くなります。
ヒロインのレティちゃんもまた、一生懸命でちょっと料理オタクで最高です。
肉類がほどんと手に入らない環境下で、彼女のお野菜メインの料理がものすごくおいしそうなんです。
得にドワーフたちの大宴会のメニューの豊富さには目をみはります。
もしかして今日の晩酌のツマミが、この本文でイケるんじゃないかと思って、ビールだけ買ってきてみたんですけど、既に試したことのある猛者は挙手してください。
コンテスト分はすでに完結しておりますので、猛暑の夏に疲れた体に沁み込むような、優しくておいしい物語を、ぜひ。