みなさまこんにちは!
台風は大丈夫でしょうか。通り過ぎた地方のかた、これからの地方のかた、十分に警戒しながら週末を過ごしましょう。
話は変わりますが、
「三びきのやぎのがらがらどん」という絵本をご存じでしょうか?
ノルウェーの昔話で、マーシャ・ブラウン様の表紙絵をご覧になったら「あぁ!」と分かる方も多いかもしれません。
(ご存じで無いかたは、絵本のネタバレを含みますのでご注意下さい)
3匹のヤギが草を食べるために、橋を渡った向こう側の山を目指すのですが、その途中の谷に恐ろしいトロルが棲んでいます。
小さなヤギ→中くらいのヤギ→最後に大きなヤギという順で渡ることによって、トロルを攻略するという、ハラハラドキドキのお話です。
この絵本を、読み聞かせする時に、
桃太郎の「犬猿雉」のきびだんご的な、繰り返しのシーンがあるんですよ。
ヤギを食べたいトロルと、橋を安全に渡りたいヤギたちが、問答するわけです。
最初にわたる小さなヤギは「いちばんちびやぎの がらがらどんです」と言います。
このセリフを読むときには、ちょっと甲高いカワイイ声を作っちゃう。
最後の大きなヤギは「おれだ! おおきいヤギのがらがらどんだ!」と言いますから
腹から声を出して堂々と、トロルに負けないぞという気持ちで読みます。
問題は真ん中の、中くらいのヤギで、知恵の回る小さなヤギと、パワー型の大きなヤギの間で、「おっと、食べないでおくれよ」と特に何もせずにスマートに橋を渡るだけの役なんです。
この中くらいのヤギを、どのように演じるか、ちょっと想像してみてください。
何故かイケボを作ってしまいませんか……?
それでは
思い浮かべたちょっとイイ声で、以下のお知らせをお読みください。
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やぁ、最終更新日からそろそろ一年が経過しようとしている
『お天気次第の魔法使い、詐欺師の嫁になる』なんだけどね、
全4章のうち、3章までを書き進めたところなんだ。
でも設定を詰め込みすぎたせいか、通して読むと話の流れがつかみにくいんだよ。
これって、とっても致命的だよね!(ハハッ)
だから現在、解体再構築の大工事中なんだ。
お披露目できるのは、まだずいぶん先かもしれないけど、水面下ではしっかり動いているから安心してほしい。
――必ず、魔導国家エミリアの物語は動き出すよ。
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持つべきものは、皆様の脳内イケボだな。
どんな情けないお知らせでも、謎の説得力を発揮してくれましたね。
そんなわけで、頑張って書きますから、待っててねえぇぇ(エコー)